TBSドラマ「キワドい二人」の第4話は文部科学省のキャリアの毒親な母親と、いじめの主犯格のレッテルを貼られた娘・望美が登場しました。
この二人を演じた女優は誰でしょうか。
調べましたのでご覧ください。
個人的には視聴中、望美役を「私たちはどうかしている」の呉服屋の娘・栞役や「ルパンの娘」で俳句調でしか話せない橋本エミリ役を演じた岸井ゆきのに見えましたが別人でした。
雰囲気の似た顔立ちですよね。
毒親気味の母親を演じた女優は誰?
奥貫薫です。
厳しい母親役が似合っていましたね。
朝ドラ「天花」「ごちそうさん」「とと姉ちゃん」、に出演経験があります。
ぎぼむすこと「義母と娘のブルース」で矢野杏奈の母(PTA会長)の役を演じていた女優です。
プロフィール
名前:奥貫薫(おくぬきかおる)
生年月日:1970年11月22日(49歳)
出身地:東京都
身長:157cm
血液型:A型
事務所:クォータートーン
いじめの主犯格のレッテルを貼られた女子高生・望美役の女優は誰?
いじめの主犯とされ、1か月不登校を続けていた娘の望美を演じたのは蒔田彩珠です。
映画「万引き家族」や「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」などに出演しました。
朝ドラ「とと姉ちゃん」にゲスト出演した経験があります。
さらに2021年前期放送予定の「おかえりモネ」ではヒロイン・モネ(百音・演:清原果耶)の妹役を演じる予定です。
プロフィール
名前:蒔田彩珠(まきたあじゅ)
生年月日:2002年8月7日(18歳)
出身地:神奈川県
身長:156cm
事務所:ユニマテ
この世て最も厄介な毒親
最終的に母と娘の絆によってハッピーエンドを迎えましたね。
劇中で神崎(演:山田涼介)が言っていた通り「どんな気持ちで叱っているか・叱られているかは本人しかわからない」のでこの親子についてはハッピーエンドを否定する必要はないのでしょう。
ただ、この手の「娘(または息子)のためを思っているからこそ厳しくしつける」という主張をするタイプの毒親は数ある毒親の中で最も厄介なタイプですよね。
本人は100%善意なので相手が嫌がっていても改善することがありません。
また、多くの場合「母親にとっての」理想の将来に向けて教育するため、子どもが何を考えているか、どうしたいかは蔑ろにされがちです。
私の母がまさにこのタイプでした。
子どもの頃、私の行動は全てまず否定され、母がよいと考える行動しか認められませんでした。
勉強についてもノートの取り方や暗記の方法まで指示をしてくる始末でした。
「子どもがいつか理解してくれる」というのは、少なくとも親側が「どんな思いなのかをきちんと説明している」というのが前提です。
「あなたのためでしょ」「将来困るから言ってるの」は説明になっていません。
その行動が何を生むのか、そして子どもがしようとした行動がなぜダメなのかを納得行くまで説明できないのなら、理解しあうのは難しいでしょう。
この手の毒親の元で育てられている子どもたちは、助けを求める場所がないですよね。
具体的に傷ができるほどの暴力があったり山に置き去りにされるといったわかりやすく極端な例がなければ、児童相談所ですらも詳しく話を聞かず「いやいや、お母さんもキミのことを思っての行動だと思うよ?」とヘラヘラと笑いながら突き返されることさえあります。
頼れる大人が近くにいなければ、ドラマのようにネットで手を伸ばしてくる悪意を隠した人間の餌食になってしまうかもしれません。
最後に
TBSドラマ「キワドい二人」の第4話に登場した、文部科学省のキャリア・橘美咲役は奥貫薫、とその娘でいじめの主犯格のレッテルを張られ苦しんでいた橘望美を演じた女優は蒔田彩珠です。
毒親というのは外部からはわかりにくいですよね。
特に親が子どものために善意で暴走している場合、判断がとても難しいです。
そもそも親と子どもには大きな世代間ギャップがあるため、ただ顔を合わせているだけではわかりあうことはできないです。
子どもが反発して困ると考えている親御さんは、「今は嫌われても子どもの将来の為に鬼になる」などと言わずに、わかるまで話し合いましょう。
もし「今の子どもに話してもわかるわけがない」と考えているのなら、子どもの事をナメすぎです。
たしかに子どもは一人で何もできないですし、常識もないので間違った行動をすることもあります。
ですが、一人前の人間として接しないという態度は子どもに強烈な恨みを植え付けることにもなりかねません。
「いつかわかってくれるはず」と説明を放棄しないようにしましょう。