2020年春放送予定だった半沢直樹の2ndシーズン。
その前半は電脳雑技集団による東京スパイラルの買収案件です。
東京スパイラルは敵対的買収に対抗して善意の第三者・ホワイトナイトとしてフォックスに新規発行した株を買い取ってもらうことになっています。
このフォックスの社長・郷田行成を演じる俳優は誰でしょうか。
この社長とフォックスという企業について、原作小説を基に紹介しますのでご覧ください。
フォックス社長・郷田行成役の俳優は誰?
戸次重幸です。
北海道出身で、安田顕らの所属する演劇ユニットTEAM NACSの一員です。
昨年、朝ドラ「なつぞら」で安田顕と共演していますね。
ちなみに、今作と同じ池井戸潤が原作となったTBSドラマ「下町ロケット」にも出演し、共演しています。
声優として、ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「思い出のマーニー」の3作品に出演しています。
プロフィール
名前:戸次重幸(とつぎしげゆき)
生年月日:1973年11月7日(46歳)
出身地:北海道札幌市手稲区
身長:173cm
血液型:O型
事務所:CREATIVE OFFICE CUE
郷田行成とフォックス
郷田行成はフォックスの社長です。
フォックスとは、パソコンとその周辺機器の販売の大手企業です。
超低価格販売で売り上げを伸ばしてきた企業です。
郷田行成は大手コンピュータ会社に勤務していましたが40歳で辞めてフォックスを設立しました。
当時はライバルが少なかったこともあり急激に成長していましたが、同業他社が増えたことで薄利多売戦略に行き詰まり成長が鈍化しています。
売上はピーク時には2500億円まで伸ばしています。
郷田行成は戦略眼が正確で「(脳が)コンピュータ」と言われるほどでした。
堅実な性格で、同業他社からも一目置かれる存在です。
ホワイトナイトとは?
敵対的買収を仕掛けられた側を守る第三者の企業です。
今回のフォックスのように新規発行株を保有することで敵対的買収を目論む企業(今回は電脳雑技集団)の株保有率を相対的に下げたり、友好的な買収・合併をする場合があります。
敵対的買収との最大の違いは、仮に買収・合併したとしても元の経営者や従業員を守るなどの有利な条件を出している点です。
ここからネタバレ
ここから原作小説を基にしたネタバレが含まれます。
ご注意ください。
東京スパイラルを守るはずだったホワイトナイトのフォックスですが、なぜか電脳雑技集団に出入りしています。
実は東京中央銀行・大洋証券などもグルとなっており、フォックスは電脳雑技集団の傘下に入ることが確定しています。
つまりホワイトナイトと見せかけ、東京スパイラルから安く新規発行株を入手しますが、その後電脳雑技集団に買収されるため結果的に東京スパイラルも電脳雑技集団に買収されることになります。
フォックスは裏切り者です。
しかし、半沢直樹率いる東京セントラル証券が東京スパイラル側に立つことで電脳雑技集団の優位は大きく揺らぎます。
ちなみに半沢直樹の部下である森山雅弘は東京スパイラルの社長・瀬名と中学時代の友人です。
その件もあり、東京スパイラルは全面的に東京セントラル証券を信頼していきます。
最後に
2020年版半沢直樹のIT企業買収騒動編に登場するホワイトナイトのフォックスの社長・郷田行成を演じるのは戸次重幸です。
誠実な雰囲気を持つ俳優なので優秀な社長役が似合いますね。
ただし、フォックスは東京スパイラルを裏切ります。
そこからの展開がどんな演技になるのか楽しみです。