2020年の箱根駅伝はシード権争いが熾烈を極めています。
毎年シード権争いはギリギリの戦いになっているのですが、今年は7区あたりから中央学院大学と創価大学抜きつ抜かれつを繰り広げています。
最終区である10区の創価大学の選手、嶋津雄大を調べましたのでご覧ください。
嶋津雄大
創価大学の10区を走るのは嶋津雄大です。
創価大学は3年ぶり3回目の箱根駅伝です。
前評判ではシード権争いはやや厳しいのではという声もありました。
嶋津雄大はこれまで三大駅伝に一度も出場経験がありません。
というか、創価大学自体が出場していません。
実戦経験がないというのはやや不安材料ですね。
プロフィール
名前:嶋津雄大
生年月日:2000年3月28日(19歳)
出身地:東京都
身長:170cm
体重:55kg
血液型:O型
網膜色素変性症
嶋津雄大は生まれつき網膜色素変性症という病気を患っています。
周囲が暗い状況だと映画館レベルに視界が狭まるのだそうです。
視力が弱いため球技はできませんでしたが、小学生時代のマラソン大会で走る楽しみを知り、陸上競技をスタートしました。
なおこの病気は進行性で、今後さらに悪化するのだそうです。
まだ大学2年生ですが、来年・再来年も走れるという保証はないのでしょう。
頑張って欲しいですね。
初出場でシード権争い
嶋津雄大は2年生です。
創価大学の箱根駅伝は3年ぶりなので、嶋津雄大は先輩が走る姿も見ていません。
初めての箱根駅伝でシード権争いというのはプレッシャーを感じそうですね。
争い相手である中央学院大学の石綿宏人は2年連続で10区を走っているため、箱根駅伝そのものへのプレッシャーやシード権争いのプレッシャーにも多少慣れているでしょう。
勝負所でその差が出ないといいですね。
やるじゃん嶋津!
初出場のプレッシャーなど無関係でした。
タスキを受け取った時点では54秒差と広がっていましたがあっという間に追いつき追い越し、さらにはその先の東洋大学をも追い抜いています。
11位で受け取ったタスキを9位まで引き上げました。
区間記録を19秒も上回る素晴らしい走りでした。
最後に
2020年の箱根駅伝で創価大学の10区を走るランナーは嶋津雄大です。
創価大学自体が3年ぶりの箱根駅伝です。
2年生の嶋津雄大は初の箱根駅伝となります。
初めてでいきなりシード権争い、しかも追う側というのは相当なプレッシャーですよね。
悔いのない走りをして欲しいですね。