TBSドラマ「グランメゾン東京」第10話ではgakuのメインシェフが入れ替わりましたね。
丹後学は最後に江藤オーナーに造花の料理を出していますが、結局美味しかったのかまずかったのか言いませんでした。
丹後学の最後の料理は美味しかったのでしょうか。
それともまずかったのでしょうか。
ネットでは「美味しかった」が主流
多くの人は「もうダメかと思って新しい人を呼んだが想像以上に美味しいものを作ってきたので後悔している」という表情だと受け取ったようです。
「逃がした魚は大きい」ということですね。
丹後学は平古祥平がいなくなったことで自信を失っており、柿谷光からも「一人じゃ何もできない」と言われていました。
その経緯もあり新しいメインシェフを呼び寄せたタイミングで「殻を破った」と本人も自身を見せた料理が出てきたことで驚いていたと感じている方が多いようです。
私は「まずかった」という反応だと思った
私は逆に「丹後学本人は自信があったが三ツ星を取れるレベルではなかった」と受け取りました。
食べた際に驚愕の表情を浮かべていたのは、丹後自身が自信を持っていたことに驚いたのではと感じました。
丹後シェフの味覚に何か問題が発生しており、シェフとして致命的な状況に陥っていたことがわかったので驚いていたというように見えました。
最後に「マズイ」と言わなかったのはオーナーの優しさではないでしょうか。
と、思いましたがこれまでの江藤不三男の行動を考えるとそんな優しさを発揮するほどシェフを大切にしていませんよね。
上述の「美味しい料理だったがすでに人事を決定済みだったためクビにせざるを得なかった」というほうがしっくりきます。
ただ個人的には本当に美味しかったのであれば、オーナーの性格なら「なんや美味しいやんけ。gakuは二枚看板で行きまひょ(エセ関西弁)」とか平気で前言撤回しそうな気がします。
結局正解は?※ネタバレあり
【最終回放送後追記】
「三ツ星を取れる料理だった」ことが明かされました。
ただし、gakuは最終的に三ツ星どころか一ツ星すら名前が上がりませんでした。
※はく奪されたのか、すでに獲得している場合ははく奪のアナウンスがなければ現状維持なのかこのドラマでの設定はわかりません
ところで、丹後は最終回の予告ではグランメゾンの店内で「今度は俺が救ってやる」と言っていますが、実際にはgakuのオーナーに言った言葉でした。
最近この手の無関係な映像とセリフを繋ぎ合わせた嘘予告が多いですよね。
イラっと来るのは私だけなのでしょうか。
【ここから最終回前の記事】
第10話の最後に放送された次回予告では触れられていませんが、丹後学シェフは最終回でグランメゾンを助けます。
引用:YouTube TBS公式YouTuboo
つまり料理人としての腕は衰えていません。
ということであれば、第10話の造花の料理も美味しかったということで間違いなさそうです。
ベジータ
丹後学はエスコフィユで働いていたシェフではありません。
丹後学はパリでエスコフィユのライバル店のシェフをしており、当時からライバル視していました。
ですが江藤オーナーと違い正々堂々と味で勝負する潔い心を持っていたため、視聴者の中にもファンが多いです。
最終回で手を組むことになるわけですが、まるでドラゴンボールのベジータのような展開ですよね。
当初敵対していた登場人物たちが次々とグランメゾンに集まり、さらなる強敵と戦っていくというストーリーは王道パターンです。
【最終回後追記】
結局丹後シェフはgakuのオーナーへの義理を通し、最後までgakuのシェフとして活躍しました。
また、尾花夏樹とはお互いに腕を認め合っていたようで、尾花はgakuへ和セリを降ろすようにジビエハンターに頼み、丹後はグランメゾンが和セリがなくなったタイミングでお裾分けに現れました。
最後に
TBSドラマ「グランメゾン東京」第10話では丹後学がgakuで最後に出した料理を江藤オーナーが「美味しい」とも「マズイ」とも言いませんでした。
最終回で「三ツ星を取れる料理だった」と明かされています。
最終的にgakuは三ツ星は取れませんでしたが、丹後シェフは尾花夏樹を救うだけでなくgakuのオーナーへの恩義にも応えています。
序盤は悪役かと思われていた丹後シェフですがストーリーが進むにつれてどんどんとファンを獲得していきましたね。
結局丹後学はgakuを辞めてしまいましたが、最終話ではグランメゾンを助けに行くことが予告されているため、料理人としての腕が衰えているわけではないようです。
丹後学はこれまでライバルシェフではありながら、江藤オーナーの汚い手に反発し正々堂々と戦う姿が描かれてきました。
最終回にそのライバルが手を組むというのは王道ではありますが盛り上がりそうですよね。