日テレドラマ「私たちはどうかしている」の第1章が終わりましたね。
第6話では、七桜の母と椿の父の馴れ初めなどが明かされました。
これまで純愛風に語られていた二人でしたが、決してそうとは言えない関係だったようです。
そのことに気付いた一部の視聴者から「二人ともクズすぎる」という声が上がっています。
さらにこれまでクレイジーな言動をしていた女将に対しては「もし自分が女将の立場だったら気が狂う」と同情の声が集まっています。
クレイジーな若旦那
若旦那(樹)は椿にとって尊敬できる優しい父でした。
しかし、若旦那は不倫をしており、しかも不倫相手を従業員として住み込みで働かせていました。
その上、結婚相手である女将には一度も触れていないという愛情の欠片も見せない態度でした。
これまで椿の思い出の中にある優しい一面しか描かれていませんでしたが、常識外れな人物だったようですね。
悲劇のヒロインではなかった七桜の母
七桜の母はこれまで冤罪を着せられ失意の中亡くなった悲劇のヒロインのような扱いでした。
しかし、中学の頃から好きあっていた相手とはいえ、結婚した相手と不倫関係を続けた上に相手の奥さんがいる屋敷に住み込んで働くという無茶苦茶な行動をしています。
「好き」という感情が「結婚」というルールを超えると考えるのはちょっと真っ当な精神とは言い難いですよね。
七桜の主張は一方的だった
これまでは七桜が最大の被害者のような描かれ方をしていました。
無実の罪で捕まった上、その汚名を晴らすことなく亡くなってしまった母と、その「捕まった」という事実をバラされては職場を追われていた七桜。
たしかにそれは事実なのかもしれません。
ですが、そもそも七桜の母はかなりえげつない不倫をしており、恨まれても仕方がない状態です。
七桜は第5話時点で自分が光月庵の血を引いていること、母が樹(椿の父)と不倫関係にあったことを知りましたが、それについて特に何か考えている様子はありません。
そもそも、光月庵を恨んでいたはずがイケメンの椿を好きになってみたり光月庵を飛び出したりと、自分勝手すぎますね。
最大の被害者は椿
優しかった父は本当の父ではなく、初めて本当に好きになった女性はその父の本当の子だった。
しかも自分は光月庵の血を引いていないため、家を継ぐこともできない。
散々です。
椿自身には何も過失はなく、父を慕い祖父に振り向いてもらいたい一心で和菓子作りに没頭してきました。
にもかかわらず、何もかもがめちゃくちゃにされていきます。
せめて最後は報われて欲しいですよね。
最後に
日テレドラマ「私たちはどうかしている」で過去の真実が浮き彫りになり、これまで好感度が高かった椿の父と七桜の母の人気が急落しています。
特に不倫相手を住み込みで働かせるという行為をした椿の父はネット上でブーイングの嵐です。
一方でこれまでクレイジーな言動の多かった女将には同情の声が集まっています。
良家の娘で光月庵に尽くそうと考えて嫁いできたにもかかわらず、旦那は全く自分を見ずに不倫相手と目の前でイチャイチャされたらダークサイドに落ちるのも当然です。
また、椿に関しては本当に何一つ悪くないのに最も苦しめられています。
「不倫は心の殺人」などと言われますが、女将だけでなく息子である椿にも深い傷を負わせています。
この二人が報われる未来が来るといいですよね。