TBSドラマ「テセウスの船」は漫画が原作の物語ですが原作ファンからも原作未読の視聴者からも絶賛されていますね。
第1話・第2話では不気味なイラストが登場しました。
この絵を描いたのは誰でしょうか。
一連の事件の犯人と同一人物なのでしょうか。
原作漫画を基にネタバレしますのでご覧ください。
なお、ある描写から原作漫画とドラマ版では真犯人が異なる可能性があります。
当記事は原作漫画でのネタバレです。
不気味な絵を描いたのは一連の事件の真犯人?
あの不気味な絵を描いたのは音臼村で起きている一連の事件を裏で操っている真犯人のものです。
原作漫画でもはっきりと明かされたわけではありませんが、真犯人は精神になんらかの疾患があったものと思われます。
物語終盤では「目玉」に監視され、指示を受けているような描写があります。
真犯人は第2話までで登場している!誰?
原作漫画で真犯人だった人物は第2話までに登場しています。
その人物の名前は加藤ミキオです。
名前だけ言われてもピンと来ませんよね。
音臼小学校の児童で、田村心の教え子です。
ドラマ版第2話では全くその片鱗は見せておらず、むしろ田村心がウサギ小屋事件の犯人だと思われたりした際には庇っており、さらにはイラストに描かれていた「たけとんぼ」が山小屋の風見鶏であることも口にしています。
ドラマ版では真犯人は違う可能性がある!?
原作漫画では加藤ミキオが暗躍していましたが、ドラマ版では別の人物が真犯人である可能性があります。
毎回ミスリードに使われているワープロでの真犯人の心情の描写は小学生の書ける文章ではありません。
このシーンは原作漫画ではカセットテープに声が吹き込まれていました。
ドラマでは声でバレてしまうためワープロにしたのでしょう。
ですが漢字が多用されているだけでなく、子どもが使わないような言い回しも多いです。
そのため、原作漫画とは結末が異なる可能性があります。
とはいえ、第一話では2020年の世界に加藤ミキオが登場しています。
それもあわせて考えると、小学生の加藤ミキオが「精神疾患を持っている天才」という設定の可能性もありますね。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」に登場したあの不気味なイラストを描いたのは、原作漫画では小学生の加藤ミキオです。
ウサギ小屋、三島あかりの事件、田中義男の火事、そして音臼小学校での最後の事件は全てこの加藤ミキオが裏で操った事件です。
ですがドラマ版ではワープロの内容が子ども離れしているため、結末が異なる可能性がありますね。
加藤ミキオじゃないとすると誰が犯人なのでしょうか。