TBSドラマ「テセウスの船」がまだ第3話ですがすでに覇権を取ったという声も聞こえてくるくらい面白いですね。
第3話では田村心を疑っていた金丸刑事が一転して味方になりました。
何者かと会っている描写がありやや怪しいですが、「未来から来た」という胡散臭いシンを信じて守ろうとしていましたね。
ラスト付近では何者かに崖から突き落とされました。
犯人は誰でしょうか。
原作では音臼小学校事件の真犯人がこの件でも犯人です。
ただし、ドラマ版と原作漫画では真犯人は異なります。
目次
金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)、田村シンの味方に!
シンは佐野さん(父親)に全てを話しましたが信じてもらえず、金丸刑事に助けを求めました。
全てを聞いた金丸刑事は「俺をバカにしてんのか」と言い、警察での情報の共有はしないと宣言しました。
ですが「だが俺一人ならどうとでも動ける」と話を続け、シンの味方となってくれました。
王道なセリフ回しですが、熱い展開ですよね。
その後、二人は未来が書かれたノートを探しに行きました。
1日中探し回りますが結局見つかりません。
小学校に泊まるシンを送っていった際
何も見つからなかったからって焦んなよ
何かあったら必ず俺に連絡しろ
絶対に一人で動くなよ
といって去っていきました。
頼れる刑事ですね。
と思ったら...
そのまま帰るのかと思ったら、その直後に車を止め誰かと会っています。
誰なのでしょうか。
原作にはない演出なので誰かわかりません。
寝ているシンの足元に絵を置いたり、前日に21と書かれたオレンジジュースを贈ったりしている人物なのでしょうか。
シンと佐野さん(父親)を仲直りさせる
シンは前日に佐野さんに真実を伝えたことで家を追い出されていますが、金丸刑事の無線で仲直りしています。
このときの金丸刑事の無線も熱いですよね。
全てを信じられるわけではないとしながらも
あいつが佐野さんたち家族を心底大事に思っていることはわかるよ
気が進まないとは思うがあいつ一人じゃ危険だ
助けてやってくれ
事件が解決したら3人で酒でも飲んであいつから万馬券でも聞き出そうや
この万馬券ネタは当時大ヒットしたバックトゥザフューチャーネタですね。
穿った考え方をしたら金丸が黒幕の可能性もあった
シンを学校に送り届けた後、そして神社でシンが突き落とされたときの双方で金丸刑事は何者かに会っています。
またシンに執拗に「一人で動くな」とくぎを刺していることからも、金丸刑事はシンを足止めしたかったとも考えられますよね。
そういう意味では黒幕本人か操られている人物とも考えられました。
突き落とされた!
ですがその疑いは3話の中で否定されました。
シンが神社で突き落とされた頃、金丸刑事は山小屋で待ち合わせをしていました。
そこは第2話で明音ちゃんがいた場所であり、シンが免許証と未来ノートを谷底に捨てた場所でもあります。
誰なのかわかりませんが、どうやら未来ノートを見つけたという話をしたようです。
最終的にそのノートが落ちていた場所を教えられた金丸刑事は、そのまま突き落とされてしまいます。
原作をネタバレ
ここからは原作を基にしたネタバレが含まれます。
なお、ドラマ版は原作とは真犯人が違うと宣言されています。
ですのでここからの内容はドラマ版とは異なる可能性があります。
第3話時点では生死不明ですが、原作では突き落とされた結果亡くなっています。
突き落とした人物は長谷川翼を裏で操っていた人物です。
その人物は2020年の世界でもシンにあのイラストを送り付けています。
その正体は加藤みきおです。
平成元年の世界では小学生、2020年の世界では車椅子の青年です。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」の第3話は金丸刑事が急にかっこよくなりましたね。
警察組織としてはシンの話を信じることはできないとしたものの、一個人として味方になってくれました。
佐野さん(父親)との関係も取り持つなど、頼れる刑事でした。
しかしラストで崖から突き落とされています。
原作通りであればこれにより亡くなってしまうのですが、ドラマ版ではどうなるのでしょうか。
ドラマ版と原作漫画では真犯人が違うと明言されています。
犯人だけでなく登場人物の生死も変わっているといいですね。
せっかくかっこよくなってきたところですし、金丸刑事には生きていてほしいです。
第4話からは2020年編がしばらく続くので生きていても出番はほとんどありませんが...