こんにちは。
猫の下僕です。
私の部屋には、ダンボールで建てたタワーがあります。
いわゆるキャットタワーですね。
我が主(猫)が幼かった頃、よく降りられなくなって私に助けを求めていました。
現在は、私に向かって飛び降りてきます。
毎度おなじみ、流浪の番組、タモリ倶楽部。
10月28日は、オーディオマニアのための特集です。
音質を極限まで高めるため、マイ電柱を建てた方のもとへとロケに行くタモリ一行。
オーディオマニアにとって、究極とも言える音源のためだけの電源。
簡単に建てられるなら自分も!と考える方は多いのではないでしょうか。
実際に建てられるものなのか、調べてみましたのでご覧ください。
マイ電柱を持つ日本人
実際にマイ電柱を保有しているのは、森田武男さん82歳。
職業は弁護士だそうです。
6万ドルの米国製アンプや、劇場で使われていたドイツ製スピーカー、金銀を使った日本製ケーブルなど、こだわりぬいた高級オーディオ機器を使っていました。
しかし、それだけでは満足できなくなった森田武男さん。
自宅の庭に、オーディオだけに供給する電柱を設置しました。
マイ電柱の値段は?
さて、肝心のマイ電柱はおいくらなのでしょうか。
なんと、わずか1万ドルだそうです。
日本円にして約107万円。(購入当事)
不要な人には高いかもしれませんが、オーディオマニアにとって107万円は決して「超高級品」ではありませんよね。
森田武男さんは「自分のためだけに演奏しているようだ」と語ります。
どこが工事した?
森田武男さんのマイ電柱を建てたのは、出水電器という会社だそうです。
「音が部屋の空間に溶け込んでいく」というマイ電柱。
出水電器の島元澄夫社長自身もオーディオマニアの顔があり、現在は株式会社FASTの代理店になっています。
これにより、出水電器はFASTのアンプ販売と、自社製品ALLIONの販売、そして電源工事という3つが柱となっています。
通常の電気会社にもマイ電柱を頼むことはできますが、目的がはっきりしているのであれば、そのための会社に依頼したいですよね。
出水電器は実績も十分にありますので、マイ電柱が必要な方はぜひ連絡してみてください。
マイ電柱ほど大掛かりでなくとも、電源を改善することで音質がよくなるとのことで、出水電器は屋内工事も可能なようです。
また、実際にどうなるのか、視聴室があるようなので、事前に確かめてみることも可能です。
マイ電柱はどのくらいの人が持っている?
前述の出水電器によると、10年で40人が発注してきたとのことです。
もちろん、マイ電柱事業は出水電器の専売特許ではありません。
別の会社が受注した分もあわせると、100人は超えるのでしょう。
マニアによる情熱はどの分野でもすごいですね。
電源で本当に音質は変わるのか
実は、「電源では変わらない」とする専門家もいます。
しかし、実際にマイ電柱を導入した方や、電源に関する工事などで改良を加えた方は口を揃えて「音が違う」と言います。
実際がどうであれ、本人が満足できる改善があるのであれば、やるべき価値はありますよね。
本人が満足しているのに、まわりから「それ無意味だよ」などと指摘するのは野暮というものです。
マイ電柱の次は
ピュアな電源がオーディオによい影響を与えるのであれば、次は「配電」だけでは満足できなくなります。
となれば、当然欲しくなるのは「マイ発電所」でしょう。
ふざけた発想に感じるかもしれませんが、太陽光発電などで、一般家庭が電力会社に電力を売ることもできる時代です。
今はまだ太陽パネルの能力が安定せず、いつでも電気を供給できるわけではありませんが、近い将来、マイ太陽光パネルでマイ発電をするオーディオマニアが現れるのは確実でしょう。
自分が聴かないときは電力会社の売電すれば、そのお金でさらにオーディオ機器を増強することもできるかもしれませんね。
まとめ
マイ電柱は、過去にも話題になったことがありますが、「究極のオーディオマニア」という紹介がされたことで、非常にレアな、普通はやらないようなイメージがあります。
タモリ倶楽部でも、「オーディオマニア究極の夢」と紹介されていますが、難しい規制があったり、特殊な人脈がないと建てられないものではありません。
アンプやスピーカーを極めきってしまったオーディオマニアの方々は、次の一手として、マイ電柱の導入を考えてみてはいかがでしょうか。