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スカーレット 喜美子が拾った信楽焼の欠片の価値は?いつの時代のもの?ネタバレあり

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朝ドラ「スカーレット」第16話では新聞記者の庵堂ちや子が喜美子の持っている信楽焼の欠片に興味を示しました。

 

古い物なら金銭的価値があるかもしれないと聞いた喜美子はやたらとテンションが上がっていましたね。

 

実際にいくらくらいのものなのでしょうか。

 

いつの時代のものなのか、そしてこの信楽焼の欠片が今後どう物語に影響するのかなどをネタバレしていきます。

 

 

なお当記事はノベライズ版を基に記述しています。

 

ノベライズ版は朝ドラの初期原稿を基に書かれていますが、実際のドラマ本編とは一部設定が変わることがあります。

 

ご注意ください。

 

 

 

信楽焼の欠片、金額は?

 

残念ながら、劇中では(少なくともノベライズ版では)金額は出ませんでした。

 

ちや子の上司は「先生」に頼んで調べてもらいましたが、その先生は金額の査定はしませんでした。

 

その代わり、「どのくらい古い時代のものか」を力説していたようです。

 

 

いつの時代のもの?

 

なんと室町時代のものでした。

 

今から400年以上前のものということになります。

 

喜美子は金額がわからなかったものの、「信楽の土でできた友」として大切にしまって持って帰っています。

 

 

お金で買えない価値

 

結局値段こそわからなかったものの、それでもこの信楽焼の欠片は喜美子にとって大切な価値があります。

 

 

なによりも「信楽から持ってきた」ということで喜美子にとってはお守り代わりになっています。

 

父の手拭い同様、辛い時にこれを見ると元気が出るようです。

 

昭和の時代はメンタルに関して蔑ろにされていたはずですが、「スカーレット」では序盤に登場した草間宗一郎が心の病になっていると診断されるなど、しっかりと心の健康も重視されているようですね。

 

 

もう一点、お金で買えない価値として喜美子がちや子(演・水野美紀)の働く新聞社と繋がりができるというものがあります。

 

この信楽焼の欠片を見せるという名目で新聞社に顔を出し、「働いている女性」を目の当たりにします。

 

また、新聞社の社員たちの机が汚すぎることで自発的に掃除をした喜美子を社員たちは歓迎しています。

 

そのことで喜美子の「引き抜き」の話が浮上します。

 

社内の清掃やお茶出しのために雇うということで、荒木荘よりも給料が上です。

 

 

その後

 

しかし、喜美子はこの話を断ります。

 

荒木荘で大久保のぶ子にまだ認められていない、半人前の状態で別のところに行くのは逃げることになるという判断です。

 

今の時代なら待遇のよい働き口に変更するのは当然の選択ですが、当時は終身雇用が当たり前でしたし、喜美子にとってはそれが「女の意地」だったのでしょう。

 

さらに言えば、荒木荘の女中を辞めたら荒木荘に住めなくなるため住居の問題が出てくることや、父が必死に頭を下げたという事実も荒木荘を辞められない理由の一因だったようです。

 

 

最後に

 

朝ドラ「スカーレット」で喜美子が拾った信楽の欠片は結局値段は明かされません。

 

ですが室町時代のものであることがわかっています。

 

また、この欠片を鑑定してもらうためにちや子の働く新聞社に顔を出したことで上司に気に入られ「引き抜き」の話に発展しています。

 

※最終的に喜美子は荒木荘を選択しています

 

 

 

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