朝ドラ「スカーレット」が第3週から大阪編に突入しましたね。
喜美子が働く荒木荘には医学生の酒田圭介という人物が住んでいます。
この医学生は一生懸命勉強に打ち込んでいる真面目な好青年ですが、ある人物に一目ぼれします。
公式サイトの予告では喜美子の「恋のお相手」になるとされていますが、実はその前に別の女性に恋をします。
なお当記事は「スカーレット」ノベライズ版を基に記述しています。
ノベライズ版は朝ドラの脚本を基に構成されていますが、ノベライズ版の元となった脚本と実際に撮影された際の脚本には変更があることも多いのでご注意ください。
酒田圭介の一目ぼれ
犬の散歩で荒木荘の前を通る女性に一目ぼれします。
この女性の名前は泉田あき子です。
父親が泉田工業の会長で、普段はこの父親が犬の散歩をしていました。
犬が荒木荘の前でフンをするということで酒田圭介が文句を言おうとしたところ、父ではなくあき子が犬を連れて歩いていたことで圭介は一目ぼれします。
酒田圭介と喜美子
当初、酒田圭介は喜美子のことを妹のように扱っていました。
今と時代が違うとはいえ、当時でも大学生からすれば中学校を卒業したばかりの女の子は恋愛対象ではなかったようです。
一方の喜美子は、初めて荒木荘にやってきた際に同居すると勘違いしたシーンで酒田圭介から「可愛らしいなぁ」と言われたことがきっかけで恋愛感情を抱いたようです。
なお喜美子にとってはこれが初恋のため、当初は自分の気持ちも理解できずあき子との恋愛をお膳立てしています。
その後
酒田圭介と泉田あき子は付き合い出し、圭介は荒木荘を出て行きます。
あき子が「圭介が喜美子を可愛がっている」とやきもちを焼いたのが原因です。
また、圭介は小児科医になることに決め、その国家試験のために勉強に集中するためにも学校の寮に入ることにしたようです。
最後に
朝ドラ「スカーレット」大阪編に登場する酒田圭介の恋愛エピソードをノベライズ版を基に紹介しました。
公式サイトでは喜美子の「恋のお相手」になると予告されていますがノベライズ版では喜美子にとって初恋ではあるものの圭介は別の女性と付き合って荒木荘を後にします。
朝ドラ本編とノベライズ版はかなり変更があるのでしょうか。
それともこの淡い初恋のことを「恋のお相手」と表現しているのでしょうか。
なお現在刊行されているノベライズ版上巻ではこの後どうなったかは描かれていません。
上巻では11話までが書かれており、その11話は喜美子とある陶工との結婚話です。
酒田圭介を演じるのは溝端淳平です。
溝端淳平は30歳です。
この年齢で医学生を演じたということはこの後医師になって登場するのかもしれません。
もしかしたら後編で医師として信楽にやってきて喜美子と恋仲になるのかもしれませんね。