ＮＨＫドラマ「みかづき」で千葉進塾の
裏方・事務室長を勤めている国分寺努。
演じている俳優は誰でしょうか。
国分寺努は当初千葉進塾で講師をして
いましたが、あることがきっかけに
挫折し教壇に立つことがなくなりました。
そのあたりについても原作小説を基に
紹介していきますのでご覧下さい。
国分寺努を演じる俳優は誰？
六角精児です。
母親が教育ママで「いい大学、いい会社に
入って、世の中の敗者になるな」と言われて
育ったそうです。
「みかづき」は昭和から平成にかけての
教育界を舞台としたドラマとなって
います。
ドラマ内には「教育ママ」も登場します。
どんな思いで国分寺努を演じるのでしょうね。
原作では直接保護者と対決するシーンは
ありませんが教育ママに対してどんな
思いを持っているのか気になります。
プロフィール
名前：六角精児（ろっかくせいじ）
本名：山地克明（やまじかつあき）
生年月日：1962年6月24日（56歳）
出生地：兵庫県高砂市
身長：175cm
血液型：O型
事務所：舞プロモーション
国分寺努とは
吾郎が退任させられた後の千葉進塾で
事務室長をしています。
原作では平成２年に３６歳の若さで
事務室長に抜擢されています。
誰に対しても物怖じせず言うべきことを
はっきり言う人物ですが、言葉が悪く
余計な反感を買うこともあります。
この頃、千明は「私立学校の創設」を
夢見て走り回っていましたが少子化に
なりつつある時代でもあり国分寺は
反対の立場でした。
国分寺努と文部省
国分寺努は文部省の役人と顔見知り
です。
その役人とは、以前千葉進塾で講師のバイトを
していた人物であり、蕗子と結婚直前まで
行った人物でもあります。
蕗子との縁談は千明による「ある手紙」で
破談となっています。
その人物は大学を卒業後、千明が嫌って
いた文部省の役人となっていました。
その人物が国分寺を通して千明に接触
してきます。
文部省は塾を野放しにせず自身の管理化に
おこうとしており、千明が塾業界で影響力を
持っているために橋渡し役を願い出て
います。
国分寺努の挫折
国分寺努は当初千葉進塾の講師でした。
現役時代は他塾の講師が偵察に来るほどの
力がありました。
ですが、あることがきっかけで教壇に
立つ自身を喪失しています。
そのきっかけは10年前の保護者面談です。
父親が息子に向かって「バカだ」
「どうしようもない」と罵り続け、
それを怒った国分寺が「バカはお前だ
この腐れ×××」と罵り返し、掴みあいの
騒動となりました。
これがきっかけで「同じことを繰り返さない
自信がない」と言って事務方に回りました。
用務員室、復活
千葉進塾には用務員室があります。
用務員がいない千葉進塾に用務員室が
あるのは初代塾長である大島吾郎が
最初に子供に勉強を教えたのが小学校の
用務員室だったからです。
その事実を知らない塾生たちには
「塾の七不思議」に数える子もいました。
国分寺はそんな用務員室を活かそうと
動き出します。
学校や塾の授業についていけず、落ち
こぼれつつある子供たちに講義とは
別の補習授業をしようとしていたのです。
国分寺塾長
千明は徐々に年老いていき、時代の
流れに乗れなくなっています。
ＰＣの利用が当たり前の時代となり、
同じ室内にいる講師にメールで連絡を
取るような時代になってもそのＰＣの
使い方に四苦八苦しており、さらには
孫を伴って実家に戻った蕗子と交代で
子育てをするために仕事を早めに切り上げる
ことも増えたため、国分寺に塾長の座を
譲ることを考えはじめます。
国分寺は「自分は器じゃない」と断り
なかなか塾長の座につこうとしません。
音信不通だった吾郎が帰ってきたことで
第二次吾郎塾長政権が発足しますが、
その吾郎の下で国分寺はさらに力をつけ
吾郎が退陣した後にやっと塾長の座に
就くことを承諾しました。
最後に
ＮＨＫドラマ「みかづき」で吾郎が
いなくなった千葉進塾の裏方を支えた
事務室長を務めていた国分寺努を
演じるのは六角精児です。
ドラマでは教える才能に見切りをつけたと
されていますが、原作では他塾の講師が
偵察に来るほどの人気講師でした。
保護者面談で塾生の父親を罵った言葉は
ＮＨＫでは使えない単語が含まれて
いるので少し改変するのでしょうね。
吾郎に憧れて千葉進塾へやってきた講師で
吾郎が去ったあとも千明のサポートを続けて
います。
千明のサポートだけでなく一郎の活動も
支援するなど、大島家にとって大切な
存在と言える人物です。