ＮＨＫドラマ「みかづき」の吾郎と千明の
長女・蕗子の息子、上田一郎。
演じている俳優は誰でしょうか。
千明から散々罵倒され続け、大学生の
時点で心が折れてしまいますがその後
驚異的な覚醒をします。
原作小説を基に紹介しますのでご覧下さい。
上田一郎を演じる俳優は誰？
工藤阿須加です。
ＺＩＰ！のパーソナリティとしても
人気ですね。
ドラマでは「就活家族」「海月姫」などに
出演していました。
父はソフトバンクホークスの監督、
妹はプロゴルファーというスポーツ
一家の長男です。
本人もテニスでプロになれるレベル
でしたが、肩を故障して断念しています。
プロフィール
名前：工藤阿須加（くどうあすか）
生年月日：1991年8月1日（27歳）
出生地：埼玉県所沢市
身長：180cm
血液型：B型
事務所：パパドゥ
上田一郎とは
吾郎と千明の長女・蕗子の息子です。
一郎はのんびり屋で、ものを考える速度が
遅く急に何か言われても咄嗟に反応でき
ないタイプでした。
一郎と千明
吾郎と千明は結婚生活がうまくいかず、
千明は千葉進塾の塾長だった吾郎を追い
落とす形で追放しています。
吾郎はその後海外を放浪しはじめ、
その吾郎に慕っていた蕗子も母を許さず
家を飛び出します。
蕗子は千葉進塾で講師をしていた上田純と
結婚し、一郎を産みますが千明には
そのことを連絡していませんでした。
そのため、一郎は中学生くらいまで
祖母である千明と会っていません。
一郎が中学になった頃、一郎の父である
上田純が事故で亡くなり、一郎と蕗子は
千明の下に帰っています。
当初、千明は「優しいおばあちゃん」
でしたが、一郎の父を亡くした悲しみが
癒えたころから「うるさいババア」へと
豹変していきました。
常に「ネジがゆるんでる」「骨がない」
「張りあいがない」と散々な罵倒を繰り返
されていました。
しかし、それは千明がいつも気にかけていた
証です。
一郎にとってはうっとうしいくらい、
逃げ出したくなるくらいの愛情を注がれて
いたのです。
一郎と吾郎
一郎と吾郎の間には血の繋がりがありません。
母の蕗子が千明の連れ子だったためです。
ですが、一郎にとって「おじいちゃん」
といえば吾郎のことであり、二人は
たしかな家族の絆で結ばれています。
吾郎の一郎評は高く、こんなことを言って
います。
私は昔から一度たりとも君の将来を悲観した
ことはないぞ。
むしろ、大きなことを成しとげるのは、
君のようなタイプかもしれんと思う。
今は万事器用な人間がウケる時代かもしれんが
要領のいいタイプというのは、その場その場の
小さな成功に満足しがちなきらいもある。
時間をかけて大きな仕事を成すのは、
要領よりもむしろ粘りに長けたタイプだ。
吾郎は一郎がじっくりものごとを考えて
行動するタイプだと見抜いていたのです。
一郎がクレセントを立ち上げた際にも
全面的に信じ、応援しています。
らんらん弁当
一郎は大学時代、就職活動がうまくいかず
荒れてしまいます。
そして金髪にピアスという出で立ちで
就職を諦めフリーターになっていたところ、
叔母の蘭が経営する「らんらん弁当」の
配達員として拾われます。
一郎にとっては蘭は「怖いおばさん」
でしたが、その旦那の修平は
人当たりのいい叔父さんでした。
らんらん弁当は高齢者向けの宅配弁当で
ただ届けるだけでなく高齢者との
コミュニケーションが必要でした。
一郎は喋り方が遅いのですが、それが
むしろ高齢者には喋りやすく好評と
なっています。
クレセント
そんな中、一郎はとあるきっかけで塾に
通えずにいる少女に勉強を教える
ことになります。
さらに大学時代の友人から「貧困家庭」の
話を聞き、日本には塾に通えずに落ちぶれて
いく子どもたちが多いということに気付きます。
叔母である菜々美のアシストもあり、
塾に通えない貧困層の子どもたちに
無料で勉強を教える「クレセント」を
立ち上げます。
このクレセントは当初ボランティアで
構成された小さな団体でしたが、
その活動に賛同する人が徐々に増え、
スポンサーがつくようになっていきます。
一郎と阿里
そのクレセントで当初から活動していた
女子大生の阿里と付き合うようになります。
空気を読まず言いたいことをづけづけと
言う阿里と物事をじっくり考えて喋る
一郎は正反対のようでウマが合うようです。
吾郎の教育論に感銘を受けていた阿里を
吾郎に紹介する際、プロポーズもしていないのに
「結婚したいと思っています」
と言い出して一緒にいた家族を騒然と
させています。
最後に
ＮＨＫドラマ「みかづき」に登場する
上田一郎。
吾郎と千明の孫で蕗子の息子です。
千明の過干渉ぶりに心を折られてしまい
ますが、偶然であった貧困家庭の子に
勉強を教えたことがきっかけで教育界を
揺るがすクレセントという組織を主宰する
ことになります。
大島家の中では唯一「教育者にはなりたく
ない」と言っていた一郎ですが吾郎や千明、
蕗子たちとは違った方法で教育界に風を
吹き込んでいます。