金曜ロードショーで、銭形警部が放送
されましたね。
開始わずか10分前後で、最初の事件が
発生。
ルパン三世と思われる犯人が、警備員を
殺害したと疑われました。
銭形警部は「ルパンは殺しをしない」と
発言しましたが、本当にそうでしょうか。
ルパンは人を殺めない?
ジブリの製作した「カリオストロの城」の
宮崎駿監督も「ルパンは殺しをしない」
としています。
しかし、正確には「無意味な」が前に
つきます。
対象が限られる
ルパンの凶刃にかかるのは、敵対する
殺し屋などの悪人に限られています。
今回のような、警備員に見つかったため
黙らせるといった流れでは殺人はありません。
その意味では、銭形警部の言う
「この犯行はルパンのものではない」
という判断は妥当ですね。
「原作では殺人をする」という勘違い
コアなアニメファンなら知っている話
ですが、ルパンが人に危害を加えるのは
原作だけではありません。
アニメは原作よりコメディ要素が強く、
また子供も目にするためにかなり緩く
作られています。
しかし、初期の頃には何度か殺人を
犯しており、五右衛門初登場の回では
お互い「世界一の殺し屋」として出会って
います。
とはいえ、本職は怪盗
ルパンはあくまで怪盗であり、
盗みがメインです。
変装などを得意としています。
そもそも、人を張り倒しての強引な
盗みは強盗にあたります。
そのため、ルパンは犯罪者ではありますが、
好んで殺人をすることはありません。
最後に
泥棒という犯罪者でありながら、アニメや
マンガの主役であり、多くのファンの
いるルパン三世。
ひょうきんなキャラクターから、人殺しは
していないように見えますが、まったく
したことがない、というわけではありません。
原作ではかなりアレなシーンもあったりしますし
アニメでも初期の頃は「世界一の殺し屋」扱い
されていたこともあります。