2019-2020年の国学院大学はこれまでとは一味違います。
国学院大学(正式な表記は國學院大學)は箱根駅伝の常連校ではありますが、優勝争いのできる大学ではなく、最高順位は昨年の7位です。
ですが、今年は三大駅伝の1つである出雲駅伝で優勝しています。
箱根駅伝の目標は「往路優勝・総合3位」です。
国学院大学は往路優勝のために力のある選手を投入し、復路を逃げ切る作戦です。
監督は事前のインタビューなどで「往路優勝」が当たり前のような言い方をすることもあります。(インタビュアーのフィルターを通したものかもしれませんが)
今回はその国学院大学が往路優勝を勝ち取るためのキーとなるであろう浦野雄平を紹介します。
浦野雄平
国学院大学のエース、浦野雄平。
今年が4年生で最後の箱根駅伝となります。
2019年の箱根駅伝では「新・山の神」と呼ばれ大きな話題になりました。
国学院大学は今シーズン初戦の出雲駅伝で「三大駅伝」初優勝を成し遂げています。
浦野雄平はこの大会で3区を区間新で走り切りました。
続く全日本大学駅伝でも2区を区間新で走っています。
国学院大学は昨シーズンの箱根駅伝では3位で終わりましたが、2020年は悲願の往路優勝を狙っています。
今年は往路の選手層も厚いため、浦野雄平が往路を最初に走り抜けることになるかもしれません。
wiki的プロフィール
名前:浦野悠平(うらのゆうへい)
生年月日:1997年11月1日(22歳)
身長:166.5cm
体重:51.5kg
血液型:O型
所属大学:国学院大学
出身中学はどこ?
氷見南部中学校です。
当時は野球部に所属していたようです。
出身高校はどこ?当時の成績は?
出身高校は富山商業高校です。
この高校には「スカウト」で入学しています。
高校時代は全国高校駅伝に3年連続、都道府県駅伝にも2年連続出場しましたが目立った成績は残せませんでした。
浦野雄平が長距離走で力を爆発させたのは2018年の箱根駅伝からです。
1年次は6区で17位とあまりぱっとしない成績でしたが、2年次は1区で2位という快挙を成し遂げています。
3年次は2区を走りたがっていましたが5区に起用されました。
本人は2区への想いが強かったようですが、監督の期待に応え5区で区間新記録を樹立しました。
2020年の箱根駅伝 どこを走る
ほぼ5区で確定でしょう。
2019年には「2区でほぼ確定」と言われながら5区に起用されたので油断はできませんが、今年は監督も「自分と選手の走りたい区が一致している」と語っています。
今年は往路優勝を掲げており、浦野雄平自身も区間新を狙っています。
卒業後の進路は?
富士通に内定してます。
富士通といえば実業団駅伝にも出場する強豪ですよね。
東洋大学の「山の神」柏原竜二も富士通へ進んでいます。
最後に
2020年の箱根駅伝で国学院大学が往路優勝するためのキーマン、浦野雄平を紹介しました。
2019年には5区で区間新を出し「新・山の神」と呼ばれました。
おそらくは今年も5区に起用されるでしょう。
これまで優勝争いに加わっていなかった国学院大学が悲願の往路優勝を成し遂げるために、浦野雄平の活躍は必須です。