2019年の箱根駅伝で優勝した東海大学。
今シーズンは前回優勝時にチームを引っ張った4年生が相次いで故障し、万全とは言い難い状況でした。
そんな中で光っているのが3年生の名取燎太選手です。
名取燎太とは
東海大学の次期エース候補です。
実は中学・高校の時点で同年代の中でトップクラスの実力を持っていましたが、大学1・2年次は故障に苦しみました。
3年生となった今シーズンは初めての「三代駅伝」となる全日本大学駅伝で8区2位の好成績を残しています。
なお、名取燎太は大学に入ってから「1位」を獲得できていません。
初の箱根駅伝で区間賞を獲得できるでしょうか。
wiki的プロフィール
名前:名取燎太(なとりりょうた)
生年月日:1998年7月21日(21歳)
出身地:長野県
身長:169cm
体重:56kg
血液型:O型
所属大学:東海大学
出身中学はどこ?
長野県の富士見中学校に通っていました。
諏訪郡富士見町の町立中学校です。
長野県中学校駅伝大会では3年次に1区で区間賞を獲得しています。
この頃にはすでに駅伝で箱根を目指すという目標があったのかもしれませんね。
出身高校はどこ?
佐久長聖高校出身です。
長野県佐久市の私立高校で高校駅伝長野県代表として21年連続出場中です。※2019年時
名取燎太が通っていた中学校は諏訪郡にあります。
諏訪湖よりも南東にある場所です。
一方の佐久市は70km近く離れており、電車で片道3時間近くかかります。
佐久長聖では寮生活をしていたのでしょうね。
名取燎太は高校時代、3年連続で全国高校駅伝しており、3年次は1区で区間賞を獲得しました。
都道府県駅伝では3年次に5区で区間賞を獲得しています。
先輩である東海大4年生の關颯人も佐久長聖高校出身です。
今シーズンの様子
全日本大学駅伝で8区2位の成績を収め、MVPも獲得しています。
昨シーズンまで故障に泣かされており、昨年11月時点で別メニューのトレーニングを組み、両角監督とマンツーマンで準備をしてきました。
大学に入ってから目立った成績がありませんでしたが、両角監督からは2020年の箱根駅伝に期待をかけられてきました。
2020箱根駅伝 どこを走る?
怪我や病気でもないかぎり、出場できないという可能性はないでしょう。
全日本駅伝での快走により、2区の声が高まっています。
全日本駅伝直後には「まだ2区は頭にない」と語っていましたが、そこから準備が間に合えば「花の2区」での箱根デビューとなりそうです。
最後に
東海大・3年生の名取燎太を紹介しました。
故障で苦しんでいた選手ですが、高校時代には同世代間でのトップクラスの選手でした。
長い準備期間を経て、今シーズンの全日本大学駅伝でその脚をお披露目しました。
今回の箱根駅伝は初出場となります。
東海大の目標は連覇です。
当然、「出場できてうれしい」ではなく「区間賞」が目標となるでしょう。