東洋大学のエース、というより日本の大学生のエースと言っても過言ではない学生最強ランナー、相澤晃。
東洋大は相澤晃以外のメンバーが優勝候補の大学と比べやや力が足りないため、毎回相澤晃のごぼう抜きが目立ちます。
2019-2020シーズンでは全日本駅伝の3区で驚異の10人抜きをして見せました。
箱根でもエース区間でのごぼう抜きが見られそうです。
相澤晃
東洋大学の4年生です。
ユニバーシアード・ハーフマラソンという学生の世界大会で優勝、つまり学生世界一の座に輝きました。
ハーフマラソンは21.0975kmなので、箱根駅伝の各区間の距離に近いです。
世界的ランナーである相澤晃は箱根駅伝でも間違いなくトップクラスの走りを見せてくれるでしょう。
今年の東洋大学は三大駅伝全てで優勝、つまり三冠が期待されていました。
それだけの力がある大学です。
結果としては出雲・全日本ともに優勝を逃していますが、相澤晃はともに区間賞を獲得していますし、後輩たちも成長が見られています。
実は相澤晃は大学時代、三大駅伝で優勝経験がありません。
青学の絶対王者時代と被ってしまっていたこともありますが、最後の箱根駅伝で有終の美を飾ることができるでしょうか。
東洋大のメンバーたちの中には「相澤を優勝させずに卒業させるわけにはいかない」とコメントしている方もいます。
プロフィール
名前:相澤晃(あいわざあきら)
生年月日:1997年7月18日(22歳)
出身地:福島県
身長:178cm
体重:62kg
血液型:O型
所属大学:東洋大
進路は?
旭化成への内定が決まっています。
東洋大の山本修二も旭化成に進んでいますね。
相澤晃は箱根駅伝の後はマラソンで国際大会の舞台へ上がろうとしています。
2024年のパリオリンピックにはマラソン選手として出場するかもしれませんね。
出身中学はどこ?
長沼中学校です。
福島県須賀川市の市立中学校です。
都道府県駅伝の2区で9位の成績を残しています。
出身高校はどこ?当時の成績は?
学校法人石川高校です。
中高一貫の私立高校ですが、相澤晃は上述の通り中学は市立に通っていました。
3年連続全国高校駅伝に出場、2年次と3年次には都道府県駅伝にも出場しています。
当時の同級生たちからは「高校3ときにこのくらい走ってくれよ」をつっこまれたことを明かしています。
2020年の箱根駅伝はどこを走る?
2区または4区が有力視されています。
おそらくは2区を走ることになるでしょう。
箱根駅伝からマラソンに転向し結果を出している実業団の選手たちはほとんどが2区で輝かしい結果を残しています。
相澤晃も東洋大の酒井監督もそのことを意識しているようです。
学生最強ランナーが2区の区間新、そして箱根優勝という実績を持って世界に旅立つのが楽しみですね。
ごぼう抜き
2区の記録としては過去に13人抜きをした選手がいます。
見る側からすると相澤晃のごぼう抜きが楽しみではありますが、2区を走るとなると1区が遅れなければなりません。
優勝を狙っている東洋大としては、前に10人もいるような状況でタスキを渡すことは避けたいはずです。
ドラマチックな展開はワクワクしますが、本人たちはアクシデントのない順当なレースを展開したいことでしょう。
最後に
学生最強ランナー・相澤晃を紹介しました。
圧倒的すぎて他の2区を走るであろう選手たちからも「あいつには敵わない」という声が聞こえてきます。
事前のその情報は相澤晃に自信を、そして他の選手にはプレッシャーを与えることでしょう。
2020年の箱根駅伝はおそらくは2区を走るはずです。
ごぼう抜きに関しては何人達成するかわかりませんが、1位でたすきをつなぐのもほぼ確定事項です。
そのくらいの実力のある選手です。