2020年に放送予定だった半沢直樹の2ndシーズン。
その前半は原作「半沢直樹」シリーズの3巻目「ロスジェネの逆襲」です。
森山雅弘はまさにロスジェネ世代。
ちなみに主人公の半沢直樹はバブル世代です。
森山雅弘を演じている俳優だけでなく、森山雅弘がどんな役なのかもストーリーのネタバレがない程度に紹介していきます。
森山雅弘役の俳優は誰?
賀来賢人です。
ヤンキー高校生を演じたり不良警察を演じたりと役幅の広い俳優ですね。
今回は証券マンですがバリバリのエリートではなく、半沢直樹の部下として登場します。
プロフィール
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※こちらの画像は半沢直樹ではなくニッポンノワールの1シーンです
名前:賀来賢人(かくけんと)
生年月日:1989年7月3日(30歳)
出身地:東京都
身長:178cm
血液型:O型
事務所:アミューズ
ロスジェネとは
ロスジェネとは、lost generation(失われた世代)の略です。
具体的にはバブル崩壊後の就職氷河期時代を指しています。
※本来は第一次世界大戦勃発時20代だった世代を表す言葉だったようです
当時は「終身雇用」「年功序列」が当たり前の時代で転職すればするほど収入も地位も下がるのが当たり前でした。
ですので就職氷河期で実力に応じた就職ができなかった世代はその時点で「詰み」と言われていました。
森山雅弘とは
森山雅弘はまさにそのロスジェネ世代です。
ロスジェネ世代は子どもの頃にバブルを経験していることが多いです。
森山雅弘が中学の頃までは世の中がバブルに沸いていました。
ただし、森山の父は市役所勤めの公務員でした。
今でこそ公務員は「高給取りの税金泥棒」などと揶揄されますが、実は景気に左右されないためバブルの恩恵はほとんど受けられていません。
森山が通っていたのは私立の中高一貫校だったため、親が民間の会社に勤める友人たちの羽振りがよくなる中で自分の家庭だけは学費のために節約をしなければならないという惨めな生活をしていました。
しかし、高校入学時に異変が起きます。
バブル崩壊の兆しが見え始め、親友のヨースケが「父が株で大損した」として転校しています。
その後も何人ものクラスメートが学校を辞め、森山が大学を卒業する頃にも景気は回復しませんでした。
森山は就職が難しいことを知っていたため、学生時代に英会話や証券アナリスト試験などの勉強に努め、大学の成績もほとんどが「優」でした。
能力はあるのに落とされることが続き、森山雅弘の心には「日本をダメにしたバブル世代」への怒りが渦巻くようになります。
上司嫌い
社長の岡光秀をはじめ、半沢直樹や諸田祥一、三木重行などの上司たちを毛嫌いしています。
彼らがバブル世代(=お荷物世代)ということもありますが、もう一つ理由があります。
それは森山が務める東京セントラル証券が東京中央銀行の子会社であり、彼らが出向組だからです。
出向組は東京セントラル証券を島流しの流刑地と考えており、なんとかして銀行に戻ることしか考えておらず、森山雅弘のようなプロパー社員(東京セントラル証券の正社員)を下に見ていたり東京セントラル証券の業績よりも自分の手柄を優先するような輩だからです。
ただし、半沢直樹だけは違いました。
もともと東京中央銀行時代も慣例を無視して上司とやりあい続けたその性格は変わらず、出向先では銀行相手にやりあうことになります。
これにより森山自身も半沢直樹を信頼しついていくようになります。
最後に
半沢直樹の2ndシーズンに登場する森山雅弘を演じるのは賀来賢人です。
今回は若手証券マンです。
「ニッポンノワール」で不良刑事を演じたり「今日から俺は!!」でヤンキー高校生を演じたり役の年齢幅が広い俳優ですね。
今回は上司たちに嫌悪感を抱きつつも半沢直樹に従って戦う真面目で能力の高い証券マンを演じます。
シリアスな物語なので変顔の出番はなさそうです。