2021年の箱根駅伝はコチラをご覧ください。
2020年の箱根駅伝の東京国際大学には留学生ランナーが二人エントリーされています。
おそらくはイェゴン・ヴィンセントが起用されることでしょう。
二人の留学生はともに1年生でケニア出身です。
今年の東京国際大学は初めて全日本大学駅伝にも出場するなど破竹の勢いです。
その中心選手となっているイェゴン・ビンセントを調べましたのでご覧ください。
なお、イエゴン・ビンセントはアルファベットでYegon Vincentと書きます。
発音はビンセントではなくヴィンセントのほうが正確かもしれませんが、当記事ではビンセントで統一しています。
イェゴン・ビンセント
ケニアからの留学生です。
デビュー戦となる全日本駅伝の地区予選会で1位、10,000メートルの自己ベストは27分47秒76という記録を持っています。
今年の東京国際大学は全日本大学駅伝の関東予選をトップ通過し初出場を成し遂げました。
さらにその本戦では初出場で4位、優勝候補とされていた東洋大学に勝利しています。
ちなみに全日本大学駅伝の本戦ではもう一人の留学生であるルカ・ムセンビが8区で区間賞を取っています。
イェゴン・ビンセントもライバルとしてルカ・ムセンビを挙げており、お互いに切磋琢磨して成長しているようです。
プロフィール
名前:イェゴン・ビンセント(Yegon Vincent)
生年月日:2000年12月5日(19歳)
身長:187cm
体重:68kg
血液型:AB型
所属大学:東京国際大学
出身国・出身高校は?
出身国はケニアです。
出身校もケニアのチェビルベルク高校です。
箱根駅伝の留学生のほとんどはケニア出身ですよね。
理由としては、大学側のスカウトが各部族とのパイプを持っているからと言われています。
毎年留学生を受け入れ、その留学生たちは卒業後実業団入りすることで莫大なお金を稼ぎケニアに帰ってくることでケニアの若者に一攫千金の夢を見せているのだそうです。
高校や大学の留学生は学校側からお給料は出ませんが、コーディネート料など留学時には数百万円が払われているという噂があります。
※あくまで噂であり事実確認は取れませんでした
なおケニアの平均月収は7万円です。
東京国際大学の箱根駅伝
実は昨年の箱根駅伝は15位でした。
留学生のモグスと日本人エースの伊藤達彦が思ったように走れず、シードどころか繰り上げスタートとの戦いになってしまっていました。
ですが今年は違います。
前述のように、全日本大学駅伝予選で圧倒的な力を見せ、本戦でも優勝候補の学校と互角の勝負ができることを証明しました。
さらに箱根駅伝の予選会でも1位通過しています。
実は東京国際大学はこれまでの箱根駅伝でシード権を獲得したことがありません。
最高順位は前回の15位です。
総合優勝はさすがに難しいでしょうが、往路では一時的に先頭集団に加わる可能性はありそうです。
2020年の箱根駅伝のダークホースとして期待できそうですね。
2020箱根駅伝 3区で驚異の区間新
大幅に区間記録を更新しました。
3区スタート時点では1位でタスキを受け取っていた青学の鈴木塁人が「格が違う」とばかりに笑顔で先頭を譲っており、そのまま独走しました。
まだ余裕があるように見えましたが前代未聞の59分25秒という1時間を切るとんでもない記録を出しました。
ビンセントはまだ1年生です。
まだあと3回、箱根駅伝をかき回すことになりそうですね。
最後に
2020年の箱根駅伝で東京国際大学を引っ張る留学生はイェゴン・ビンセントです。
同級生にルカ・ムセンビもいますが、現時点での実力はイェゴン・ビンセントが上でしょう。
ともにケニア出身の1年生です。
今年の東京国際大学は初出場の全日本大学駅伝で予選1位通過かつ本戦でも4位という好成績を残しています。
箱根駅伝のこれまでの最高記録は15位ですが、2020年は大幅に記録を更新するのは間違いなさそうです。
3区を走りとんでもない区間新記録を打ち立てたイェゴン・ビンセントはまだ「駅伝をどう走るか」をわからないまま、余力を持っているようにすら見えました。
これから卒業するまでにどこまで成長するのか、今から恐ろしいですね。