フォートナイトがチャプター3になってしばらく経ちました。
マッチングの違和感(強敵だらけ)もだいぶなくなったのではないでしょうか。
ですが、バトルロイヤルという形式上「勝者(ビクロイ)は一人だけ」なのでほぼ毎ゲーム誰かに倒されることになります。
このことから毎回「負けた」と悔しがっている人は私だけではないはずです。
もしあなたが「負けまくって辛い!敵が強すぎる!!」と考えているのなら、当記事を読む価値があるかもしれません。
辛いという思いを緩和する考え方と、とりあえずキル数を増やせる行動について紹介しますのでご覧ください。
目次
負けまくるのは当たり前
前述の通り、フォートナイトはバトルロイヤルなので100人参加して勝者は1人だけです。
だから1回のゲームでほぼ必ず負けます。
しかも「ゲームの最後に負ける」のでインパクトが強く、さらに負けたタイミングで相手が煽りエモートを繰り出すこともあるので不愉快度が高まってしまいます。
煽りエモートの回避方法についてはこんな記事も書いているので参考にしてください。
キル率はいくつ?
平均で1.0を超えているのなら、あなたはマッチング帯の平均的プレイヤーより強いです。
野良(アリーナではないマッチ)にはボットがいるので、ボットには勝てるけど対人では勝てていないというケースもありますが、1つのマッチに10体も20体もいません。
毎回ボットを見つけ出せるようなボットキラーのスペシャリストは存在しませんので、「ボットばっかり倒している」と思っている方であっても平均1.0を超えているのであれば気づいていないだけで対人でも勝てています。
そして、ビクロイするような猛者たちはだいたい1マッチで複数プレイヤーを倒しているため、100人のプレイヤーの7割から8割は0キルで終わっています。
つまり平均1.0超のあなたは弱いわけではないんです。
いつも強敵にやられる?
もしかして、あなたは慎重になるあまり過疎地に降りていませんか?
資材が十分に整うまで待ったり、隠れ続けて終盤まで戦わなかったりする場合、残っているのが猛者ばかりなのは当然です。
あなたの準備が整って敵を探し始めたときに残っている人数はどのくらいでしょう。
もし30人も残っていない状況になるまで接敵していないようなら慎重になりすぎています。
街に降りてみよう
強敵に蹂躙されたトラウマを持つ人は、街など複数人が降りる場所を苦手としています。
※私の事です
ですが街の方が武器も資材も豊富ですし、人が集まるということは強敵が倒しやすいプレイヤーを狩りつくしてしまうことにもなります。
敵を倒すことで快感を得たいのであれば、猛者に倒される前のプレイヤーを狙いましょう。
ただし、当然ですが同じ宝箱を目指して複数人が降りて武器を調達できずに負ける「初動落ち」は過疎地降りより発生します。
そこは割り切りましょう。
過疎地過ぎず激戦地過ぎない場所を探しましょう。
チャプター3であれば、キャバーンやティルテッドタワーは激戦地になりやすいです。
私が好んでいるのは北西のログジャム・ランバーヤードの西側の木材置き場(少なくとも資材が確保でき、宝箱も6箱あり、さらには室内ではないので建築が立たないアクシデントも起こりにくいです)、そしてコンドー・キャニオンの北東の建物(こちらは宝箱が2個しかありませんが他のプレイヤーが数人しか降りず、さらにある程度物資が集まってからコンドー・キャニオンのメインのガソリンスタンド南側やチョンカーズから人が来ます)。
※私はヨーロッパサーバーなので日本とは過疎地・激戦地が違う可能性があります
固定降りのススメ
試しに「一つの家」に候補を決めて毎回降りてみてください。
降りて即座に宝箱や武器を入手し、適度な資材を集めて接敵に備えられるように練習してみましょう。
街には基本的に複数のプレイヤーが降りてきます。
宝箱の場所を知らないと、敵がひしめいている場で武器を持たずにウロウロすることになってしまいます。
それでは完全なカモなので、街の中でも一つの家に絞って丸暗記するのがオススメです。
街に降りた他のプレイヤーよりも早く宝箱に食らいつき、武器と資材とシールドを確保し、先制攻撃をしかけましょう。
なお、フォートナイトの宝箱や武器は確定ドロップではありません。
ですので固定降りにする家は最低でも2つ以上の宝箱が湧く場所を選びましょう。
さらに言えば、理想は「家の外に宝箱ではない素の武器が転がっている」という条件があるとなお良いです。
宝箱はどうしても開けるのに時間がかかります。
転がっている武器は降下中にも目視できるので、とりあえずツルハシでショッツを構えている敵に突撃するようなことはなくなります。
また、「街中にしては人が少ない場所」という条件も考慮する必要があります。
マッチング帯によってある程度差があるので何度か同じ場所に降りてみてバッティングするようなら別の候補を探していくのがいいでしょう。
チャプター3ではスパイディーこと「スパイダーマンのウェブシューター」に近いというのも条件に入れてもいいかもしれません。
もちろん使わない人には意味がないものですが、街を制圧した後の長距離移動や終盤でハイグラを取り返す際などでとても強力なので私は必須武器と考えています。
固定降りは複数個所
最初は一つの街の一つの家に決めていいのですが、ある程度慣れてきたらバスから遠いときやバスのルート上で激戦化しそうな場合など条件が悪いときの代替案も作っておく必要があります。
バスから遠いと固定降りの街に自分一人となって資材を十分漁ることができますが、十分に漁っても倒す相手がいない状態になります。
フリーで街に降りればじっくり品定めができますが、敵と遭遇するために街を移動する時間で強敵以外が消えた上に強敵は倒した相手から資材や高レア武器を集めてしまいます。
ですので完全なフリーは「敵を倒したい」という目的の場合は決して喜ばしいことではありません。
※ビクロイが目的なら(そのマッチ内でのキル数は関係ないので)フリーのほうがいいでしょう
2番目の固定降り候補の場所
ということで、条件が悪い場合に降りる2番目の候補を決めるわけですが、私は「メイン固定降りの場所から地図上で90度ずらした場所の街」にしています。
「90度ずらす」とは、第一候補が北ならば東か西、第一候補が東なら北か南という意味です。
東と西どちらがいいかは、そのあたりにある街の状況によります。
宝箱や武器が適度にドロップして、激戦すぎない家があればOKという第一候補の条件と同じです。
固定降りは何回練習すればいい?
「固定降りは何回くらい練習すればできるようになりますか?」という質問をしている人がたまにいます。
そもそも固定降りはマップが変化するまでほぼそこに降り続けるので、この質問そのものにやや違和感がありますが、「何回降りれば安定するのか?」という意味だと勝手に解釈して話を進めます。
答えは「人と状況による」です。
操作方法も覚束ない人と、すでに建築編集がある程度できる人では対人能力に大きな違いがあります。
複数人が降りる可能性の高い街であれば、漁夫への対応能力でも話は変わります。
固定降りはただ「宝箱や武器を効率よく集め、さらにできる限り早く(敵の物資が揃わないうちに)接敵できる」というだけの話です。
これとは別にエイムや建築技術を練習しなくてはいけません。
固定降りで敵より優位にな状況が作れたら心に余裕を持てるはずです。
心が穏やかな状態でとりあえず窓撃ちや三角撃ち、ピースコントロールなどを練習しましょう。
※もちろんクリエイティブを併用すれば成長速度はさらに高まります。クリエイティブで練習したことを固定降りした先で実践していけば終盤の猛者相手にも使えるようになるかもしれません
最後に
フォートナイトのようなバトルロイヤル形式のゲームでは、ビクロイ率は数%程度なのが普通です。
5%だの10%だのという人たちは、そのマッチング帯が自分のレベルにあわない(急激に成長してマッチングシステムが追いついていない、または猛者すぎて同レベルのプレイヤーが100人集まらない)だけです。
リプレイで自分以外のプレイヤーの記録を見ればわかりますが、1つのマッチで1人も倒せていないプレイヤー(0キルの人たち)は7割から8割程度います。
どんなに拮抗したゲームでも5割以下になることはありません。
※1キルのために1プレイヤーが必要なので、100人しかいない世界で51人が1キルずつというのは不可能です
そのため、あなたが平均1.0キル以上ならばあなたのマッチング帯でのレベルは半分以上、つまり中央値より高いレベルということになります。
「そなたは十分強い」です。
それでも上を目指したくなるものですが、それは「あなたが弱い」のではなく「強い相手を倒したい」という向上心なので「自分が弱すぎて辛い」と感じる必要はありません。
練習・成長のためにも固定降りを決めておくのは大切です。
固定降りは初動で優位に立てる上に、他の猛者が狩る前に倒しやすいプレイヤーと遭遇できます。
ビクロイがしたいのなら過疎地降りで物資を温存して終盤に備えればいいのですが、「猛者ばかりで倒す快感が得られない」というのであれば初動で激しく行きましょう。
もちろん固定降りが猛者とかぶったり10人以上ひしめく激戦区になった場合は初動落ちの可能性もあります。
「全てのマッチでたくさん倒したい」という考えは捨てましょう。
それはマッチングが機能せずに敵が全員自分よりスキルレベルの低い状態でなければ実現しません。
それが楽しいと思う人もいるかもしれませんが、「あなた一人が飛びぬけて強い世界」は「他の99人のプレイヤーにとって理不尽な世界」です。
「他人が理不尽に感じようが関係ない。自分が強いほうが楽しい」という方は、一人プレイの世界に行きましょう。