フジテレビドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司」の第1章で御子柴が弁護する被告・津田亜希子役を演じる女優は誰でしょうか。
このエピソードは「御子柴礼司シリーズ」の第2巻に当たる「追憶の夜想曲」の内容となっています。
当記事では原作小説「追憶の夜想曲」を基にしたネタバレが含まれています。
キャスト情報のみを知りたい方は前半のみでお引き返しください。
津田亜希子役の女優は誰?
奥菜恵です。
90年代から2000年代の平成初期に人気があった女優ですね。
何度か事務所を変更しており、そのたびに週刊誌などで「干された」「引退した」などという憶測記事が掲載されています。
「悪魔の弁護人・御子柴礼司」では役柄のためか、頬がこけて若いころの面影がなくなっていますね。
ピークの頃の奥菜恵の印象が強い人は驚いているのではないでしょうか。
プロフィール
名前:奥菜恵(おきなめぐみ)
生年月日:1979年8月6日(40歳)
出身地:広島県広島市
身長:155cm
血液型:O型
事務所:フリップアップ
津田亜希子とは
浴室にいた旦那を後ろからカッターナイフで刺殺した容疑で裁判中の主婦です。
亜希子は容疑を全面的に認めており、一審判決は懲役16年でした。
原作小説のネタバレ
ここからは原作小説「追憶の夜想曲」を基にしたネタバレが含まれます。
なお、原作小説は地上波に乗せられないようなエグい真実が隠されています。
そのためドラマ版では変更があるかもしれません。
ご注意ください。
原作では自分勝手な母親として描かれています。
パート先の公認会計士である吉脇謙一と不倫しており、その男性と一緒になるために犯行に及んだとされています。
ただし、それはフェイクです。
実は亜希子は犯人ではありません。
ある人物を庇うために殊更悪役になろうとしています。
亜希子の隠された過去
亜希子は過去に妹を殺害されています。
このことがトラウマとなり、2つの精神的な病を患っています。
1つはPTSDです。
これにより9歳前後より前の記憶がありません。
特に妹のことは完全に「いなかったこと」になっており、亜希子の両親もトラウマを刺激しないように妹の話はしませんでした。
もう1つの病は先端恐怖症です。
亜希子の妹は犯人によってバラバラにされています。
そのことが亜希子にナイフなどの刃物への恐怖を植え付けたたのです。
亜希子の家にはハサミなどが置かれておらず、台所にも一本も包丁がありません。
それは亜希子が使うことができないからです。
亜希子では犯行は行えない
亜希子は重度の先端恐怖症なのでカッターナイフを持つことはできません。
ですので、犯行が行えたはずがないのです。
亜希子はある人物を守るために身代わりとなっているのです。
真犯人
亜希子が守ろうとしたのは娘です。
津田家には娘が二人おり、御子柴に懐いている倫子は次女です。
長女の美雪は13歳の中学生です。
事件の後遺症によって部屋にこもりきりの状態になっていますが、とてもかわいらしい少女です。
世の男性の中にはローティーンにも魅力を感じる人がいますね。
ちなみに、美雪に虐待をしていたのは亜希子の旦那・伸吾ではありません。
伸吾は娘を「売った」のです。
最後に
TBSドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司」の第1章で御子柴礼司が弁護する被告、津田亜希子役を演じるのは奥菜恵です。
若いころはアイドル的な人気のあった女優ですが、このドラマでは頬がこけておりどちらかというとみすぼらしい外見になっていますね。
もちろん化粧と衣装によるものです。
原作では津田亜希子のエピソードは終盤で大どんでん返しがあります。
小説を読んだときには思わず声をあげてしまいました。
ドラマは3部構成なので津田亜希子のエピソードにそこまで時間をかけられないかもしれません。
できれば原作に忠実に作って欲しいところです。