TBSドラマ「わたし定時で帰ります」に
登場する「皆勤賞の女」こと三谷佳菜子を
演じる女優は誰でしょうか。
原作小説を基に三谷佳菜子について
紹介していきますのでご覧ください。
原作小説とドラマでは設定が一部違う
可能性がありますのでご注意ください。
三谷佳菜子役の女優は誰?
シシド・カフカです。
メキシコ生まれで南米などで幼少期を
過ごしていますが実は両親ともに日本人
です。
ですのでハーフではないんです。
高身長で南米っぽい雰囲気の顔立ちを
しているのでハーフだと勘違いして
いた人も多そうですね。
私もハーフだと思い込んでおり、今回
調べて初めて純日本人であることを
知りました。
プロフィール
名前:シシド・カフカ
生年月日:1985年6月23日(33歳)
出身地:メキシコ
最終学歴:東京工芸大学芸術学部写真科卒
事務所:avex trax「cutting eddge」
三谷佳菜子とは
ハーフっぽい雰囲気と日本の枠に捉われない
活躍をするシシド・カフカですが、
演じる三谷佳菜子は日本の古き良き(?)
風習に雁字搦めにされているOLです。
子どもの頃から何があっても休まなかった
ことを誇りとしています。
当然のように有給消化を悪と考えており
自分自身だけでなく他の社員が有休を
取ることもよく思っていません。
クレイジーな提案
炎上案件を前に三谷佳菜子は
むこう4か月、メンバー全員有給を取らない
という案を出してきます。
クレイジーですね。
さらに三谷佳菜子は新人の来栖泰斗が
有給を取った際には
法律なんて関係ない。
私が許しません。
などとわけのわからないことを言い出します。
ちなみにこのとき来栖泰斗が有給を使った
理由は誕生日だったからです。
最近は徐々に理解されつつありますが、
有給休暇は理由を告げる必要はなく
誰でもいつでも取ることが可能です。
私が以前働いていた会社では病気で
休んだ際、有給消化扱いになっていました。
病気以外では有給消化が認められておらず
事前に有給を申請したときには「具合悪いの?」
と素っ頓狂な質問が帰ってきたことを
覚えています。
東山結衣の策略で軟化する
結衣は風邪で苦しみながらも出社する
三谷佳菜子に対し、ある写真を見せながら
説得をします。
この写真は「父の遺影」です。
ちなみに結衣の父は健在で、この写真は
父が仕事中毒でほとんど家に帰ってこない
ことを不憫に思った母がテレビの上に
置いていたものです。
皆勤賞という悪
最近はなくなったようですが、以前は
小中学校などで皆勤賞というものが
ありました。
一度も休まないで学校に来たことを
素晴らしいこととする風潮があった
のです。
これが問題であることは今の時代なら
誰にでもわかることですが、当時は
休まないのが当たり前でした。
結果として、多少具合が悪い程度では
休むことを許されず動けなくなってから
医師に見せて取り返しがつかなくなる
ことが多発していました。
今でも上の世代には「皆勤賞はすごいこと」
という考えを持っている人は多いです。
この三谷佳菜子のように咳をしながら
出社する人も多いです。
個人的には「常に健康でい続けること」
は褒められるべきですが「健康ではない
のに出社してくる人」は愚かだと思います。
具合が悪い状態で頭が回らないのなら
生産性が落ちるわけで、本来の能力を
発揮できないなら給料泥棒と言える
でしょう。
さらに咳やくしゃみでウイルスをまき散らす
行為はその人自身だけでなく周囲にも
悪影響です。
私はそういう人を見かけるとはっきり
「伝染すると困るので帰ってください」と
言うようにしています。
ほとんどの人は怒り出します。
社会全体が「病気なら出社しない」のが
当たり前になる日が来るといいですね。
最後に
TBSドラマ「わたし定時で帰ります」に
登場する皆勤賞の女こと三谷佳菜子を
演じるのはシシド・カフカです。
どんなに具合が悪くても出社だけはする
というのは本当に迷惑ですよね。
彼ら・彼女らは自分が菌やウイルスを
まき散らしている自覚がないのでしょうか。
「私体調悪くて頭回ってないんですぅ」
などとうれしそうに言う人がいますが
褒められるとでも思っているのでしょうか。
変な世の中ですよね。