TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」ではナギサさんの過去のトラウマについてのエピソードが始まりました。
ナギサさんのお母さんを演じた女優は誰でしょうか。
ネットでは「五つ子のおばあちゃんだ」などと言われているようです。
過去のドラマを網羅していないとネットでのあだ名についていけなくて困惑しますね。
ナギサさんのお母さん役の女優は誰?
岩本多代です。
1961年にフジテレビドラマ「絶唱」でデビューし、舞台でも経験を積みながらたくさんの映画・ドラマに出演しました。
大河ドラマ「春の坂道」「新・平家物語」「徳川家康」「独眼竜政宗」「春日局」「信長 KING OF ZIPANGU」「葵 徳川三代」、朝ドラ「北の家族」「いちばん星」「虹を織る」「澪つくし」「あぐり」「天花」「芋たこなんきん」に出演経験があります。
今年はNHKドラマ「路~台湾エクスプレス~」という台湾との共同制作ドラマに出演しました。
プロフィール
名前:岩本多代(いわもとたよ)
生年月日:1940年3月5日(80歳)
出身地:和歌山県田辺市
身長:155cm
血液型:A型
事務所:オフィスPSC
五つ子の鎌倉のおばあちゃんとは?
TBSドラマ「大好き!五つ子」という作品を指しているようです。
この作品で岩本多代は桜井家のおばあちゃん役を演じました。
この作品は1999年から毎年夏に9年連続で放送された人気番組です。
夏休み期間の平日13:00から13:30の帯ドラマとして放送されていました。
20年前にスタートして10年前にシリーズが終了した作品ですが、当時子どもだった方々がなつかしさとともに岩本多代を「五つ子のおばあちゃん」と呼んでいるようです。
【原作ネタバレ】ナギサさんのお母さん
ここからは原作漫画を基に記述しています。
一部ドラマ版と設定が異なりますのでご注意ください。
原作では、ドラマ版同様すでに他界されています。
亡くなった原因は心疾患とされています。
※ドラマ版ではガンとなっていました
旦那さん(ナギサさんにとってのお父さん)はすでに亡くなっており、ナギサさんと二人で生活していたようです。
ナギサさんは母の介護のために在宅でできる仕事をしようとしますが、お母さんは「ナギサが家にいたって邪魔なだけ」と笑い飛ばしています。
それでも母が心配なナギサさんは、せめて薬の知識を得て母のサポートをしようとMRの世界に足を踏み入れます。
工学部出身で医療の知識がないナギサさんですが、相当な努力の末ソルマーレ製薬という大手企業で好成績を出すMRへと成長していきます。
入院後
病気が発覚したばかりの頃は元気な姿でしたが、その後入院しています。
入院後も「見舞いより街コンにでも行け」と自分のことより息子のことを心配していますが、日に日に容態は悪くなっていきます。
結末
ナギサさんは母のために転職したはずのMRの仕事が忙しく、だんだん見舞いに行ける頻度が減っていってしまいます。
仕事がピークを迎えていたある日、病院から最期の電話がかかってきます。
さらに忌引きで休んだタイミングで慕ってくれていた後輩が心を壊してしまい、ナギサさん自身の心も折れてしまいます。
最後に
TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」に登場したナギサさんの母親を演じた女優は岩本多代です。
「五つ子のおばあちゃん」というのは1999年から2009年に放送された「大好き!五つ子」のことです。
原作漫画ではナギサさんにとって最も尊敬する母でした。
その母が亡くなった際に立ち会えなかったこと、そこまで衰弱していたことに気付けなかったこと、そしてMR時代に慕ってくれていた後輩の心のSOSに気付けなかったことなどが今もトラウマとなっています。