私の家政夫ナギサさん

わたナギ 8月4日(第5話) メイが着ていたピンクのTシャツの意味は?Rが逆さなのは何語?

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TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」の8月4日放送回はメイの父の還暦祝いのエピソードでした。

 

当日、メイが妙なTシャツを着ていましたね。

 

「R」が逆さの「Я」となっていましたがあれは反対に着ているわけではありません。

 

半世紀以上前に大きな話題となった言葉です。

 

 

 

Я чайка. とは

 

ロシア語で、「私はカモメ」という意味です。

 

これだけではピンと来ませんね。

 

この言葉は、1963年に旧ソ連の女性宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワが宇宙船から地球へ向かって発した言葉です。

 

この言葉は女性宇宙飛行士が宇宙で発した最初の言葉であり、日本でも紹介され大きな話題となりました。

 

ちなみに「私はカモメ」という訳が一般的ですが、当時のソ連の宇宙船はそれぞれ名称がつけられており、テレシコワが乗った宇宙船の名前がчайкаでした。

 

ですので「こちらカモメ号」というのが正確な訳と言えるかもしれません。

 

 

SOSの言葉

 

実はこの言葉は、宇宙船にいるテレシコワが宇宙船の操縦が困難になったことを地球の基地へと伝えるためのものでした。

 

テレシコワは宇宙飛行士を引退した後は政治家となっており、当時のこの言葉について「Я чайка.はSOS」と語ったことがあります。

 

 

メイにとってもSOS?

 

そこまで深い意味があったのかわかりませんが、「母親と唯の仲を修復するためにナギサさんに発したSOS」と取れなくもありませんね。

 

すでにメイはナギサさんに頼れるようになっているため、ロシア語で回りくどいSOSを出す必要はないので深読みしすぎだとは思いますが(笑)

 

 

単純にメイの趣味が古いだけ?

 

おしゃれでかわいいメイですが、目覚ましに使っている曲が1970年代に活躍したロックバンド「ディープ・パープル」のもので、一部視聴者から「過去におじさんの彼氏に影響されたのでは」と深読みされていました。

 

今回のロシア語Tシャツは1963年のものなのでディープ・パープルよりさらに古いです。

 

ただロシア語Tシャツは半世紀以上前のものなので、おじさん世代でも知らない人のほうが多いです。

 

意味を知らずに「ロシア語がかわいい」というだけで選んだ可能性も高そうですね。

 

 

最後に

 

TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」の第5話、8月4日放送の回でメイ(演:多部未華子)が着ていた「Я чайка.」というTシャツはロシア語で「私はカモメ」という意味です。

 

世界初の女性宇宙飛行士が宇宙船から初めて発した言葉として有名です。

 

半世紀以上前の出来事なので知らない人のほうが多いかもしれませんね。

 

ガガーリンの「地球は青かった」のほうが有名ですが、実はガガーリンもソ連人です。

 

当時のソ連は宇宙船技術のほかにも様々な分野でアメリカの先を行く国でした。

 

ちなみに、ネットでよく知られている「一方ロシアは鉛筆を使った」は宇宙飛行士もその関係者も語ったことがない都市伝説だそうですよ。

 

 

 

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