最近日本でも民泊が話題になって
いますよね。
法整備などの問題が山積みとなって
いるようですが海外では日本より
民泊が一般的になっています。
民泊をする際に頼れるサイトである
AirB&Bを使ってウクライナの首都キエフで
民泊してみました。
とても快適でホテルより広い部屋が
借りれます。
ぜひお試しください。
目次
エアビーエヌビー AirB&Bとは
AirBnBと「&」を「n」と省略する方が
多いようです。
現地の方が空いた部屋を旅行者に提供
する民泊をシステム化したサイトです。
エアビー（AirBnB）のここがすごい！
ほとんどの場合、ホテルよりも安く
広い部屋を借りることができます。
ホテルと違い細かいサービスには
期待できませんが、タオルなどの備品
くらいは用意されています。
個人的にうれしいのはスタッフが余計な
干渉をしないこと。
ホテルには友達を連れて入ることは
できませんが民泊だったら非常識な
パーティーでもしない限り細かく
言われることはありません。
またウクライナのホテルはセキュリティの
関係でドアが閉まっていることが多く
スタッフに合図をしないと鍵を開けて
もらえないところが多いです。
エアビーの宿はアパートの１室を借りる
タイプが多いため、自分で鍵を開け閉め
することができるのでいつでも出入りが
可能です。
さらに、ほとんどのエアビーにはキッチンが
ついています。
ウクライナは物価が安く肉や野菜が安く
手に入ります。
しかも日本では見かけないような種類の
食材も多いので料理ができる人にとって
安い値段でキッチンつきの部屋が借り
れるのはありがたいですよね。
利用方法
アカウントを作成したら泊まりたい
都市名で検索し、気になる部屋を選ぶ
だけ。
ホテルの予約サイトとほとんど同じ
ですね。
予約時のオススメチェック項目
・今すぐ予約
・部屋タイプ→まるまる貸切
・部屋タイプ→個室
個人的には上記３つは必須レベルで
選択しています。
今すぐ予約
登録してみたものの頻繁に確認して
いないオーナーなどもおり、すぐに
泊まりたい場合に当日まで連絡が来ないで
途方にくれるなんてこともあります。
その点、「今すぐ予約」を選択すると
オーナーの承認を得ずに予約が確定します。
この「今すぐ予約」を利用できる宿は
鍵が玄関のキーボックスに置いてあったり
オーナーの都合に関係なくチェックイン
できることもあるためオススメです。
部屋タイプに注意
正直、ドミトリーならbooking.comなどに
登録されている安宿のほうが安いです。
ですのでエアビーに泊まるなら個室を
選択したいわけですが、部屋タイプで
「まるまる貸切」「個室」を選ぶだけでは
やや問題があります。
というのも、「個室」を「屋内」と
勘違いしているオーナーが一部にいる
ようで、シングルルームと同じ価格帯で
「ベッド数22台の個室」なんてものが
あったりします（笑）
部屋タイプをシェアルーム以外にチェック
した上で実際の宿のベッド数も確認して
おきましょう。
エアビーは中長期滞在者向け
１週間、１ヶ月でそれぞれ割引がある
宿が多いです。
割引率はオーナーが決めることが可能で、
１週間で25%、１ヶ月で50%の割引を適用する
ところもあります。
外こもりなどの長期滞在者はこの制度を
使えばドミトリーにちょっと上乗せする
だけで個室が利用できます。
ウクライナ語は必要？
民泊は現地の人の部屋を借ります。
となるとウクライナで民泊を利用する
ならばウクライナ語が必要でしょうか。
答えは「不要」です。
オーナーとのやりとりはAirBnBのサイト上の
メッセージで行うのですが、自動で翻訳する
機能がついています。
ですのでこちらが日本語で質問すると
相手がウクライナ語で答えるのですが
日本語に翻訳されて表示されます。
ときどきおかしな翻訳になることが
ありますが、意図は通じます。
また、スマホを持っているのであれば
google翻訳などでやりとりすることも
できるので緊急の事態で直接やりとりが
必要な場面でも問題ありません。
注意点・デメリット
ここまでAirBnBのメリットをあげて
紹介してきましたが、デメリットも
お伝えしておきます。
民泊（AirBnB）は文字通り一般人が
オーナーとなり宿を提供するシステム
です。
業務として行っているホテルと比べると
やはり注意しなくてはならない点も
多いです。
予約前に内部を確認できない
AirBnBの宿は予約してから詳細な住所が
送られてきます。
つまり、宿の中を確認してから宿泊を
決めることができません。
サイトに掲載されている数枚の写真だけで
判断しなくてはならず、ときには老朽化
前の写真が掲載されていてがっかりする
ことも。
最初から１ヶ月など長期で泊まらず
まずは１週間など比較的短いスパンで
予約して確認してみましょう。
住所がわかりにくい
これはホテルも同様なのですが、民泊は
一般のアパートなのでホテル以上に
わかりにくくなっています。
ウクライナの住所は
道路名＋番地、アパート番号（部屋番号）
という組み合わせになっています。
どんな細い道路にも交差点付近には
道路名が表記されていますのでそれを
頼りに番地まではたどり着くことが
できるでしょう。
しかし問題はアパート番号（部屋番号）
です。
セキュリティの問題から、ウクライナの
アパートはエントランスも鍵が必要な
建物が多いです。
オーナーが外で待ってくれる場合が多い
ですが、民泊に慣れていないオーナーだと
こちらが連絡するまで出てきてくれない
こともあります。
事前に到着時刻をオーナーに伝えておくと
スムーズに行くことが多いです。
古いアパートはお湯が出ない！？
これはウクライナ全土の問題だそうですが
古いアパートはお湯の配水管（配湯管？）が
老朽化しており水しか出ないことが
あるようです。
僕は１度だけそんな宿に当たったことが
あります。
オーナーはそのことを事前に伝えず、
当日キャンセルも不可だったので結局
毎日のようにサウナに出かけました。
サウナそのものが好きなので別にいいの
ですが、サウナ代金を含んだ値段を
考えるとかなりの高額になってしまい
ました。
ウクライナは寒いイメージがありますが
夏はとても暑くなりますので夏ならば
水でも問題ないですが9月あたりから
一気に冷え込んでいきます。
冷水で体を拭くと風邪をひくことも
あるので「お湯が出るか」は確認して
おきたいですね。
実際の宿を紹介
ウクライナの首都キエフで泊まった宿の
うち、一番快適だったところを紹介します。
寝室が２つ、リビング、キッチン、バルコニー
という構成でなんと１泊1900円でした。
しかも寝室にはともにエアコンがついて
おり、ＰＣ作業ができる重厚なデスクまで。
部屋に鍵はつきませんが玄関は当然鍵が
あります。
寝室です。
ベッドを撮り忘れましたがそれぞれの部屋に
クイーンサイズのベッドが１台とソファベッドが
ありました。
見ての通りエアコンもついています。
リビングです。
目測で13畳近くある広いスペースに
ソファが並んでいます。
右に見えているのがキッチンです。
残念ながら電子レンジがなかったのですが
コンロと冷蔵庫、食器、包丁などがそろって
いました。
上記写真の突き当たりはベランダと
なっており洗濯物を干すラックが
置いてあります。
なお、洗濯機はこのアパートの１Ｆに
設置されており無料で利用できます。
僕は現地で仲良くなったオトモダチと
滞在したのですがとてもすばらしい思い出に
なりました。
最後に
ウクライナのAirBnB事情を紹介して
みました。
トラブルに見舞われるリスクがホテル
よりやや高い点や、ホテル並みのサービスに
期待できない点に注意が必要ではありますが
誰にも干渉されず自宅のように使える
個室に泊まれるというのは何物にも
代えがたいメリットがありますよね。
とても広い部屋が多いので複数人での
旅行であればワリカンすればさらに
安く泊まれます。
ぜひAirBnBを試してみてください。