フジテレビドラマ「知ってるワイフ」の主人公、剣崎元春(演:大倉忠義)がクズ過ぎると話題になっています。
このドラマはタイムスリップにより過去の出会いをやり直すという内容です。
タイムスリップをしたのは主人公の剣崎元春です。
自己中心的な考えの人物で、物語序盤ですでにかなり批判の声が上がっています。
なお、当然ながら好感度が下がっているのはドラマの登場人物である剣崎元春であり、演じている大倉忠義ではありません。
ネットの一部ではドラマの登場人物のことを役者名で呼んでおり、まるで役者自身がクズかのような発言をしている人もいます。
役者と演じている登場人物は姿かたちは同じでも、中身は別物です。
現実とフィクションを混同しないように注意しましょう。
自己中心的すぎる
主人公・元春は自分のことしか考えていないように見えます。
多くの視聴者が最初に不快に感じたのは「俺は仕事で疲れている」という態度でしょう。
元春は子育てを一切しておらず、家事もほとんどやっていません。
奥さんが集めて袋に入れておいたゴミをゴミ捨て場に持って行ったくらいです。
奥さんはバイトとはいえ働いており、二人の子どもの育児と家事をほぼ担当しています。
その状況で旦那から「俺は家で癒されたい」と言われれば感情が爆発しても仕方がないですよね。
第二話でさらに好感度が落ちる
第二話ではタイムスリップしてお嬢様の沙也佳と結婚し、自宅や車がグレードアップしました。
しかし結婚相手が変わったため、当然元妻との子どももいません。
元春は会社で同僚と話すまでそのことに気付きませんでした。
目が覚めて会社に行くまで家にいたのに子どもがいないことに気付いていないというのは不快というより気持ち悪いですよね。
さらには、子どもがいないことに気付いて涙を流しながら「お父さんを許してくれ」と言った数秒後に「俺は幸せに生きていく」と言い出すなど、子どもをこの世から消し去ったことへの罪の意識はほとんどなさそうでした。
これにより元春への好感度は第一話からさらに下がっています。
自分は悪くない...?
第二話では、タイムスリップして高校生の澪に出会ったときに「この笑顔にだまされた」とモノローグが流れます。
また、第三話の予告では「俺はちゃんと澪の望美を叶えてやれてたのに」と言っているように聞こえます。
人の気持ちを理解できない人より、理解していると思い込んでいる人のほうが厄介ですよね。
最後に
フジテレビドラマ「知ってるワイフ」の主人公がクズだと話題です。
子どものことを忘れていたり、自己中心的な考え方をしています。
個人的には「男は家庭を手伝わないのが当たり前」という考え方がキツいです。
最近では育児を「手伝う」という表現すら間違っているという認識ですよね。
育児・家事は夫婦でするものであり、奥さんのタスクではありません。
元春は最終的にこのあたりの認識を改めることができるのでしょうか。