NHK朝ドラ「なつぞら」のアニメ編では
ついになつが東洋動画で働く・・・と
思いきや、アニメーター採用試験に落ちて
しまいます。
仲努や山田陽平たちは受かるものと
思い込んでいたようですが一体なぜ
不採用になったのでしょうか。
それには東洋映画の社長が一枚噛んで
いるようです。
なお、この記事は朝ドラ放送当初の
脚本から書き起こされた小説を基に
記述しています。
一部設定が異なる可能性があります。
目次
東洋映画社長・大杉満役の俳優は誰?
角野卓造です。
女性お笑い芸人・ハリセンボンの近藤春奈の
ネタによって知名度が上がった俳優ですね。
2019年冬ドラマではメゾン・ド・ポリスに
出演していました。
プロフィール
名前:角野卓三(かどのたくぞう)
生年月日:1948年8月10日(70歳)
出身地:東京都
身長:168cm
血液型:O型
事務所:文学座
大杉満とは
東洋映画の取締役社長です。
なつが受けたアニメーター採用試験の
最終面接では面接官として直接会って
います。
大杉社長は漫画・アニメを格下に見ている?
東洋映画は「白蛇姫」からアニメ映画
(劇中では漫画映画)をスタートさせて
いるのですが、アニメ映画製作スタッフ
相手に「漫画の皆さん」と呼び掛けたり
女性スタッフは将来結婚して家庭に入る
ことを前提とした話し方をしたりとやや
差別意識を持っているかのような喋り方を
しています。
アニメーター採用試験でなつを不採用にした張本人
大杉満はアニメーター採用試験の最終面接で
なつを不採用にしています。
仲努たちアニメーターのなつへの評価は
「経歴こそないものの熱意は十分」と
悪くないもので、仲努や下山克己は入社
したら直々に教えていこうと考えて
いました。
つまりアニメーター不採用は社長の独断で
決められたのです。
差別的偏見で不採用に
不採用の理由は咲太郎の存在です。
咲太郎は「赤い星座」という新劇の劇団に
所属しています。
この劇団は(おそらく左翼劇場の流れを
くむ)プロレタリア演劇系の劇団であり
社長は咲太郎を危険人物と見做したのです。
そんな危険人物を兄に持つ人間を入社
させられないという理由で不採用に
しています。
赤い星座そのものが問題のある劇団では
なく、咲太郎も不良グループに所属して
いるわけではありません。
全ては大杉満の偏見です。
最後に
NHK朝ドラ「なつぞら」に登場する
東洋映画の社長・大杉満を演じるのは
角野卓三です。
昭和中期という時代のためか、社長は
かなりの偏見を持ちなつを不合格に
しています。
その後も女性社員は将来家庭に入るのが
当たり前という態度を見せたりと今では
考えられない言動が多いです。