NHK版ミストレスが意味不明なストーリーで
困惑の声が上がっています。
主人公である香織はある患者と不倫
していたのですが、その息子からも
言い寄られています。
一方的すぎる好意は完全にストーカー
なのですがなぜか香織は受け入れかけて
います。
意味がわかりませんね。
ちなみに「ミストレス」はイギリスの
ドラマが原作であり、NHK版の
ストーリーのうち香織に関する部分は
ほぼ原作に忠実です。
目次
木戸貴志、ストーカー化する
木戸貴志はもともと尊敬する父の唯一の
汚点である不倫が信じられず、父を堕落
させた不倫相手を憎んでおり正体を探して
いました。
主治医だった香織を疑っており、筆跡を
入手しようと近づいていたはずです。
しかし回が進むごとに不倫の疑いはどうでも
よくなり、突然キスをしたり病院に花束を
持って来たりストーカー化してしまいます。
LINEらしきメッセージが
会いたいです
会えませんか
話したいことがあります
と連続して送られています。
この世で一番あなたのことを思ってる
幸せにしたいと思ってる
など好きでもない相手からいわれたら
気持ち悪いセリフばかりです。
なぜか拒絶しない中途半端な態度の香織
誘われればホイホイついていき
ジョギングコースで待ち伏せされている
ことを知りながらも毎日同じコースを
走る柴崎香織。
第3話では夕食のデートを誘われたのを
断りますが、「外せない仕事」と嘘を
ついています。
どういう思考で嘘をついたのでしょうね。
理由をでっちあげなくてはいけない意味が
わかりません。
さらに嘘をついた負い目で次に会った際に
謝罪してしまっています。
家に連れ込み間接照明
第4話では香織は自宅へ招き、あろうことか
間接照明でムーディーな雰囲気を演出
しています。
脳が沸いているとしか思えませんね。
これでは恋愛経験の少ない木戸貴志が
舞い上がるのも無理はありません。
香織、会話が成立していない
自宅に連れ込んだ香織と貴志の会話が
こちらです。
前夜に香織が貴志の予定を断って
大学病院時代の元カレと会っていたことを
咎めているシーンです。
貴志「あの人は誰なんです?」
香織「答える必要ある?」
貴志「答えたくないならいいです」
香織「大学病院時代につきあっていた人よ」
これは連続した会話シーンです。
間に別のセリフや時間経過はありません。
なぜ「答える必要ある?」といいながら
直後に説明を始めるのでしょうか。
貴志も会話が成立していない
上記の直後の会話です。
貴志「今も好きなんですか?」
香織「とても信頼しているわ」
貴志「僕が迷惑なんですか?」
香織「そうよ」
貴志「遠ざけたいと思ってる?」
香織(黙ってうなずく)
貴志「怖いんですか?」
しっかりと否定されているのに全く響いて
いませんよね。
さらに貴志は続けてこんなことを言って
います。
たしかに僕はあなたから見たら子どもで
昔の恋人みたいに信頼してもらえない
かもしれない
でもきっとこの世で一番あなたのことを
思ってる
幸せにしたいと思ってる
ストーカーの一方的な愛ですよね。
相手のことを一切考えず、自分が好きだ
という気持ちしか考えていません。
迷惑だとはっきり言われているのになぜか
そのことが頭に入っていないようです。
別れ、そしてキス(・・・え?)
第4話ではこの後、貴志は京都にある大学へ
戻る決意をします。
そして最後の夜に「香織の似顔絵を
描かせてほしい」と再び部屋に上がりこみ
最後にキスをしています。
香織もそれを受け入れ、濃厚なキスを
して顔をとろんとさせています。
何が起きたのでしょうね。
私に行間を読む力が不足しているだけ
なのでしょうか。
なぜ香織がキスを受け入れ、気持ちを
昂らせているのかがわかりません。
最後に
NHK版ミストレス第4話で最終的に
香織は木戸貴志を受け入れ始めました。
途中で迷惑だとはっきり言っていますし
それでなくても木戸貴志は常軌を逸した
ストーカー行為を繰り返しています。
なぜ貴志の想いを受け入れたのか、心情の
変化が全くわかりません。
ちなみに、このあたりの流れは原作ドラマを
忠実に再現しています。
原作ドラマはイギリス版ですがアメリカや
韓国など多くの国でヒットしリメイクが
作られています。
最後まで見れば大ヒットの理由がわかる
のでしょうか。