NHK版ミストレス第2話では主人公の
医師・柴崎香織が不倫相手の息子と
キスをして終了しました。
私は第1話も見ていたつもりですが
なぜそうなったのか理解が追いつき
ませんでした。
香織、貴志とキス
相手の木戸貴志は、柴崎香織が不倫して
いた木戸光一郎の息子です。
木戸光一郎は病気の末に自殺しており
息子は父の最期を看取った不倫相手を
探していました。
第1話の時点から父の主治医だった
香織を不倫相手ではないかと疑って
つきまとっていました。
ですが第2話ラストで突如キスを
しています。
香織もなぜか逃げずに受け入れて
います。
いつから好きだった?
高校生の頃から好きだったそうです。
二人は第1話の父の葬式が初対面では?
そう思って第1話を見返してみたところ
冒頭のお葬式のシーンで「木戸光一郎の
息子の貴志です」と自己紹介をして
いました。
続けて、「以前、一度・・・」と言って
います。
医師としての香織と父のやりとりに
ついても伝聞調で話しているためほぼ
面識がないといっていいでしょう。
※第1話はNHKオンデマンドで視聴しました
つまり子供のころの一目ぼれ?
高校の頃に1度会っただけで次に会ったのは
父の葬式ということになります。
ひとめぼれした相手が、尊敬する父が
亡くなったタイミングで現れたため
吊り橋効果でヒートアップしてしまった
のでしょうか。
不倫相手として疑っていたのでは?
第1話および第2話では木戸貴志は香織が
不倫相手だと疑っていました。
香織側もそう認識しており、何度も
セリフで「疑われている」と言って
います。
木戸貴志はどのタイミングで父の不倫相手
への憎悪が相手の了解を得ずにキスを
するほどの恋へ変わったのでしょうか。
原作のほうがまだマシだった?
このドラマはイギリス版のドラマが
原作となっています。
原作でも医師を不倫相手だと疑い
ストーカーしていた息子が突如恋心を
打ち明けるのですが、原作の場合は
もともと息子が患者でつながりが
ありました。
お互いに知り合いという認識があった
のです。
NHK版のほぼ初対面よりは多少マシ
ですね。
それでも不倫相手にかなりの憎悪を
見せておりかなり無茶な展開となって
います。
私はそれを「外国人だから感性が違う」
として深く考えないようにしました。
NHK版ミストレスは監督が「同じ
設定で日本人だったらどう反応するか」
をテーマにすると言っていたはずです。
第2話の急展開は多くの日本人にとって
「あるある」と共感できることなので
しょうか。
最後に
NHK版ミストレスが第2話にして
急展開を迎えています。
私は原作を見ていたためある程度
話の流れを予想できていますが
それでも「登場人物の気持ち」は全く
理解できていません。
国語のテストにこのドラマが出てきたら
得点は見込めないでしょう。
もう一組キスした組がいますが、そちらは
単純にパワハラなのでイラっとしました。