NHKドラマ「みかづき」に登場する
美鈴(みすず)。
就職活動に失敗し弁当の配達をしていた
一郎が勉強を教えている子ですね。
この子を演じている子役は誰でしょうか。
調べましたのでご覧下さい。
美鈴(みすず)を演じる子役は誰?
田牧そらです。
5歳の頃から芸能活動を開始しているので
現在は芸歴7年目ということになります。
2018年の「相棒season17」に田川未歩役
として出演しています。
プロフィール
名前:田牧そら(たまきそら)
生年月日:2006年8月2日(12歳)
身長:141cm
事務所:Sugar&Spice
美鈴はどんな子?
一郎がお弁当を配達しているお客さんの
永澤寛子の住むアパートの1つ下の階に
住んでいる女の子です。
シングルマザーで母は忙しくいつも
ひとりで留守番をしているのでかわいそうに
思った永澤寛子がよく部屋に上げています。
原作での美鈴
原作でもドラマ同様に母子家庭で貧困に
悩まされています。
ただし、もともと頭がよく小学校4年生の
頃まではクラスでもトップの成績でした。
徐々に勉強が難しくなり周囲が塾に
通いだしてから差がつき始めてしまった
ようです。
なお、一郎が週1で勉強を教えるように
なってからすさまじい速さで進歩を遂げて
います。
一郎は原作では千明と仲が悪く、その
影響からか教育に携わることを嫌がって
いました。
その一郎が初めて教えた子が美鈴という
飲み込みの早い子だったのは僥倖でした。
教えることに不慣れだった一郎にとって
教え方を学ぶという点でやりやすかった
のです。
萌ちゃん
まだドラマは第1話が終わったばかりなので
わかりませんが、原作では美鈴は一郎の
おかげで学力が伸び、その後は勉強を
教えてもらう必要がなくなっています。
その美鈴と同じ団地に住んでいる幼馴染の
萌ちゃんにも勉強を教えてもらえないかと
相談を受けた一郎はやがて日本の貧困層の
学力不足に愕然とし、「クレセント」という
無償の塾を開校することになります。
母子家庭の貧困状況
ドラマでは2話以降で詳しく触れるかも
しれませんが、母子家庭の多くは貧困に
悩まされています。
子どもを育てているために残業ができず
子育て期間の空白があるため給料の高い
仕事にもつけない家庭が多いのです。
美鈴の母は正社員ではなくパート仕事を
掛け持ちして日々の生活費を稼いでいる
状態です。
ですので美鈴を塾へ通わせるお金が
ありません。
塾に通うのが当たり前の時代になった今、
その塾に通えない貧困層と富裕層の間の
学力の差はどんどん広がっています。
最後に
NHKドラマ「みかづき」に登場した
美鈴を演じているのは田牧そらでした。
快活そうなかわいい子役ですね。
美鈴はもともと学力優秀な子でしたが
周囲が塾に通う小学校高学年になってから
勉強についていけずにおちこぼれはじめます。
母子家庭で塾に通う費用が捻出できずに
いるようです。
劇中では平成19年頃の話ですが、この
貧困層と富裕層の塾に通えないことによる
学力差というのは今もなお問題視されて
いますね。
私自身は貧困層で塾に通えませんでしたが
独学でなんとかなってきました。
ですがわからないときに誰かに聞けない
独学というのは同じ時間勉強している
塾に通う子たちと比べるとどうしても
効率が悪くなってしまいます。
未だ学歴社会である日本では貧困層で
学力が低いままだと次の世代も貧困に
悩まされる可能性が高いです。
なんとかこの悪循環を変えるきっかけが
ほしいですよね。