日向坂46

坂道系のヒット祈願 もう不要では?時代錯誤の根性論にしか見えない 効果はあるのか

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日向坂46の佐々木美玲が入院したことで、また「ヒット祈願不要論」が話題になっています。

 

私自身もヒット祈願不要派です。

 

アイドルたちが自ら志願してそれをしているのなら過酷なヒット祈願もいいでしょう。

 

ですがそもそもヒット祈願は効果が薄いので、無理にやる必要はないと思います。

 

 

 

ヒット祈願は必要か?

 

あなたがもしファンだとして、「ヒット祈願やらないなら買わない」となりますか?

 

推しメンバーが参加しないなら買わないということはあるでしょう。

 

握手券的なものがつかないなら1枚でいいやと考えることもあるでしょう。

 

ですが、「ヒット祈願頑張ってるな、よし10枚買っちゃおう」とはならないと思います。

 

もちろん中には「こんなに頑張ってるから応援しよう」と思う人もいるかもしれません。

 

その効果は果たして「過酷なヒット祈願」に見合ったものなのでしょうか。

 

 

神頼みも願掛けも最後の手段

 

私は神を信じていないので願掛けも信じていません。

 

「幸福量保存の法則」はご存知でしょうか。

 

明確な定義があるものではありませんが、当記事では「幸福と不幸の量が決まっているので意図的に不幸に見舞われることで幸福に出会う確率を上げる」という精神論のことを指します。

 

願掛けはこの幸福量保存の法則を利用した「好きなことを我慢したんだから上手くいくはず」というオカルトです。

 

その我慢で浮いた時間や労力を成功のための努力に費やすなら意味があるでしょう。

 

ですが多くの場合、好きなことを我慢するストレスで努力量は増えていないように見えます。

 

また、坂道系のヒット祈願のような「辛い思いをしたのだから成功するはず」というのも同様の幸福量保存の法則を利用したオカルトです。

 

そのヒット祈願を見ている人はすでにファンなのでもともと買う人は買います。

 

 

佐々木美玲について

 

この記事を書くきっかけは日向坂46の佐々木美玲が入院したことですが、その佐々木美玲については上記のような精神論とは無関係です。

 

ネットのブログや、Yahoo newsに乗っているようないい加減な憶測がメインのニュース()では精神面の問題かのように書いてあったりします。

 

ですが、佐々木美玲本人のブログを確認すればわかるように、「健康診断・採血」によって入院すべきと診断されています。

 

さらにそのブログでは、チアを披露する現場に行くこと自体が「体を動かすと少し危険がある」と書かれています。

 

つまり「メンタルが弱った結果、チアの様子を見るのも辛い」ではありません。

 

 

中には「いや、本人はそういうけどきっとメンタルもズタボロに違いない」と考える人もいるでしょう。

 

その可能性は否定できません。

 

否定はできませんが、それはメンタルが弱っていることが確定するという意味にはなりません。

 

人は「自分の望む情報を信じ望む結論に導く」という傾向があります。

 

公式に発表がないのに「メンタルが弱った!」と騒ぎ立てる人は、自分自身が「佐々木美玲にメンタルがズタボロになっていて欲しいと願っている」ということに気付いてください。

 

ちなみに「佐々木美玲を心配する」ことと「佐々木美玲がメンタルを壊して入院していると決めつける」こともイコールではありません。

 

どうか公式の発表を確認してください。

 

 

最後に

 

ということで、坂道系のヒット祈願に対する否定的意見を紹介しました。

 

アイドルが涙を流しながらも頑張る姿をかわいいと感じる人がいるのは事実ですし、その嗜好を否定するつもりはありません。

 

ですがその過酷なヒット祈願でアイドルが体を壊したり卒業が早まったりしてしまうのなら、ヒット祈願を義務にする必要はないと思います。

 

やりたい人だけが参加し、周囲の圧力のない中でのびのび挑戦できれば最高ではないでしょうか。

 

 

 

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