2020年版半沢直樹の後半、帝国航空編ではメインバンクとして開発投資銀行が登場します。
その開発投資銀行の帝国航空担当の女性、谷川幸代を演じる女優は誰でしょうか。
原作小説ではサッチャーと呼ばれています。
その他、原作での谷川幸代について紹介しますのでご覧ください。
目次
開発投資銀行・谷川幸代役の女優は誰?
西田尚美です。
若い頃はモデルとして人気がありました。
朝ドラ「マッサン」、大河ドラマ「風林火山」などに出演経験があります。
TBSの日曜ドラマは2019年の「集団左遷!!」以来の出演です。
プロフィール
名前:西田尚美(にしだなおみ)
生年月日:1970年2月16日(50歳)
出身地:広島県福山市
血液型:B型
事務所:鈍牛倶楽部
谷川幸代とは
帝国航空のメインバンクである投資開発銀行(投開銀)の企業金融部・第四部の次長です。
開発投資銀行は「政府系銀行」であり、(特に序盤では)白井大臣やタスクフォースなどの「政府の意向」を汲み取る行動をします。
原作での谷川
ここからは原作小説「銀翼のイカロス」を基に紹介していきます。
ドラマ版とは一部設定が異なる可能性がありますのでご注意ください。
原作小説の谷川幸代は、40歳前後で化粧気がなく、アクセサリーは耳の小さなピアスだけ。
人を惹きつける強い目を持つ女性です。
谷川幸代の家族
父親は民間の銀行に勤め、中小企業相手の融資を担当していました。
支店長を任されるまでになりましたが、バブル崩壊による不良債権で子会社に出向させられる最後を迎えています。
サッチャー
谷川幸代はサッチャーと呼ばれています。
サッチャーと言われて思い浮かべるのは元イギリス首相のマーガレット・サッチャーですよね。
この女首相も「鉄の女」と呼ばれていました。
谷川幸代はサチヨからサッチャーとあだ名されていますが、マーガレット・サッチャーのような鉄の女という意味もあるようです。
ただし、谷川幸代はマーガレット・サッチャーと異なり強硬な手段を取るのではなく、組織の意見も汲みつつ自分の意見もはっきりさせ、粘り強く交渉するタフ・ネゴシエータです。
谷川本人の意思
開発投資銀行は政府系銀行として、帝国航空の債権放棄を検討しています。
しかしその担当者である谷川自身は白紙化された東京中央銀行の再建案に賛成しており、今回の政府主導の債権放棄は間違っているとの認識を持っています。
谷川と帝国航空
谷川幸代が現在の肩書きを得たのは2年前です。
昇格と同時に帝国航空の担当になりました。
そして帝国航空はほぼ同じタイミングで業績不安の非常事態宣言をしました。
そこから2年間、谷川の開発投資銀行は過剰なまでの支援を続けてきました。
しかし帝国航空は複雑な内部組織の思惑と利害によって業績改善には至りませんでした。
開発投資銀行の結論
谷川は帝国航空の債権放棄に反対の立場ですが、政府系銀行である開発投資銀行は債権放棄ありきの判断をしようとしています。
最終的に、開発投資銀行の民営化法案が通ったことで谷川の意思が反映され、帝国航空の債権放棄を拒むことになります。
最後に
2020年版半沢直樹に登場する開発投資銀行の谷川幸代を演じる女優は西田尚美です。
谷川幸代は「鉄の女・サッチャー」と呼ばれ、自分の意思をはっきりと持った女性です。
政府系銀行である開発投資銀行の帝国航空の債権放棄という「政治決着」に最後まで抵抗し、開発投資銀行の民営化が決まった瞬間に帝国航空の債権放棄も拒絶しました。
これにより白井交通大臣とその私設機関であるタスクフォースは失脚していきます。