フォートナイトは自分の技量がレートなどで明確に表示されていないため、猛者ばかりのマッチに放り込まれているような気になることがあります。
特にシーズン/チャプターが変わるタイミングでその違和感は顕著になります。
初心者から中級者の方は資材を集めるだけ集めて敵と遭遇したら何もできずに終わるという理不尽な思いをしていることでしょう。
果たして本当にそのマッチには猛者しかいないのでしょうか。
確認する方法があります。
目次
結論
長々語る前に確認する方法を紹介します。
それは「開始直後から観戦モードにする」です。
観戦モードというのは、自分がやられた後にほかのプレイヤーの操作画面を見ることができるあのモードです。
降下できるようになったら真下に降り、木を40集めて階段を建ててその上から飛びましょう。
これで最速の観戦モードが可能です。
この状態では観戦するプレイヤーを変更することができます。
どんどん猛者っぽいプレイヤーを変更していくと、ちゃんと自分と同程度の技量のプレイヤーがいます。
なんなら自分でも倒せそうなプレイヤーだっています。
ちなみに、マッチに自分より強いプレイヤーがいるのは正常です。
もし自分より強いプレイヤーがいないのなら、そのマッチで一番強いのはあなたということになりますよね。
ということは、残り99人のプレイヤーから見たらあなたが理不尽な猛者です。
「猛者がいるかどうか」ではなく「自分と同レベルのプレイヤー」「自分よりちょっと劣るプレイヤー」がいることを確認しましょう。
自分だけやられるのはなぜ?
自分と同程度・自分より未熟なプレイヤーがいるにもかかわらず、自分だけ初動落ちしていると感じていますか?
もしそうなら、マッチング(レーティングシステム)のバグを疑う前に確認すべきポイントがいくつかあります。
もしかして:降下ポイント
猛者が密集しているところに飛び込んでいませんか?
建築技術が苦手なのに建物内で敵と遭遇するような初動ポイントを選んでいませんか?
何も考えずに降下可能になったら即真下に降りていませんか?
これらのケースでは猛者と遭遇する確率が非常に高いです。
多くの猛者は得意なエリアに固定降りしています。
ベテランになると複数の固定降り(得意なエリア)が出て来るので、バトルバスがどの航路であってもほぼ最速降りになります。
ただでさえ技術に差がある相手なのに、マップの把握度まで違うのだから負ける確率は高いですよね。
また、逆に誰もいない過疎地に降りて木材・レンガを999にしてから敵を探していませんか?
その場合は自分が一人で資材と武器を集めている間に、猛者が雑魚を狩り尽くし、さらに雑魚が集めた資材・武器も手にしています。
要は、自分は過疎地でチマチマ集めている間に猛者はザコの手を借りて複数人で資材・武器を集めているようなものです。
ただでさえ技術に差がある相手なのに、猛者のほうが武器を吟味できてしまうのなら負ける確率は高いですよね。
自分が初めて敵と遭遇する際の画面右上の残り人数を確認してみてください。
これが30だの20だのという状態では遅すぎます。
70人以上の比較的倒しやすいプレイヤーが狩り尽くされた後です。
「残り〇人までに動き出せ」と明確な指標を提示することはできません。
ご自身の技量やそのマッチでの資材・武器の集まり具合から判断してください。
もしかして:漁夫
フォートナイトは最大100人のプレイヤーが戦うゲームです。
ですので、漁夫と呼ばれる「戦っている相手を後ろから撃ったり、戦い終わって疲弊した相手を狙う」という行為は合法です。
※ついでにいえば芋砂も(うざいですが)合法です。あんなやつらいなくなればいいのn
もしあなたが敵と戦っているときにいつも自分だけ漁夫られるのであれば、それは周囲への警戒が緩いせいかもしれません。
「警戒」というのは、いわゆる「射線を切る」ということです。
フォートナイトはありがたいことに、自分で壁や床を建てられるので後ろにも遮蔽物が作れます。
足音に気を配ったり、背後から撃たれないように壁を建てたりしましょう。
敵を倒し終わった後に回復する場合も、周囲を壁で囲ってからにしましょう。
中盤から終盤は特に茂みや山の上からヘビスナを構えている人がいるので、常に周囲に壁を建てるように意識してみましょう。
それでも1ポピもできず蹂躙されるのなら
連続で初動落ちしたり、同レベルっぽい相手に連続で負けたりすれば腹が立ちます。
イライラすれば、注意力が散漫になったり、攻撃的になって漁夫への対応がおろそかになったりするでしょう。
もし自分がイライラしていると感じたら、一度ロビーに戻ってください。
そして椅子から立ち上がり、深呼吸をしましょう。
それでもまたすぐフォートナイトに戻って一泡吹かせたいという思いが強いのなら、トイレに行きましょう。
それでもだめなら家の周りを一周してください。
カロリーを気にしないのなら甘いものを食べるのもいいでしょう。
ゲームを辞めろとは言いません。
一時的に休憩して、イライラを抑えてからまた楽しんでください。
可能であればひと眠りして、翌日またプレイしてみましょう。
日をまたぐとマッチング帯が少し変わることが多い気がしますよ。
いや、やっぱり敵が強すぎる
もしあなたが当記事で紹介した方法などで自分のレベル帯のマッチに参加している他のプレイヤーを見て、それでもなお「くそ強いやつとしかマッチングしていない」と感じるのであれば、取ることのできる方法は2つです。
解決策1
練習です。
ただし練習といっても様々な種類があります。
ネットでは語調の強い人たちが「神マップ」だの「これをやらないやつはバカ」だのと煽り散らかしていますが、彼ら彼女らが紹介しているものはあなたに最適な練習かどうかわかりません。
まずは自分のリプレイを見て「何が悪かったか」を分析しましょう。
初動でアイテムもない状態でやられているのならまずは固定降りを決めましょう。
優先順位は屋外に転がっているアイテム、宝箱、屋内に置いてあるアイテム、屋内の宝箱の順で覚えましょう。
ある程度のアイテム・資材が揃ってからの接敵で負ける場合、建築バトルが弱いのか、ワンボックスや張替えなどの最終局面で競り負けているのか、それとも目の前の敵に夢中になって漁夫や芋に砂られているのかを確認しましょう。
「練習」とは、ただやみくもに練習マップを周回することではありません。
自分に足りないことを把握しそれを補強するという分析が必要です。
解決策2・練習したくないのなら
練習したくないのなら辞めましょう。
フォートナイトを辞めましょう。
なお、「辞める」という表現は「一度離れたら二度と戻ってきてはならない」という意味ではありません。
やりたくないならやらなくていいんです。
そしてやりたくなったらまたやればいいんです。
フォートナイトはただのゲームです。
あなたがプロゲーマーや専業の配信者であれば話は別ですが、そうでないのならフォートナイトはただのゲームであり、ただの趣味です。
楽しくプレイできないのなら、イライラしてまで続ける必要はありません。
とりあえずいったんフォートナイトを切断して他の楽しいことをしましょう。
楽しく配信しているフォートナイト実況を見るのでもいいですし、全く関係のない映画や漫画などで気分転換するのもいいでしょう。
そしてまたやりたいと思ったら戻ってくればいいのです。
最後に
「フォートナイト、最近敵が強くなったから面白くない」という声が私の周囲でも聞こえてきます。
レートがバグっていると疑いたくなることもありますが、その前に自分の精神状況や降下ポイント、漁夫対応などもチェックしてみましょう。
特に重要なのは精神状況です。
イライラしていると攻撃もワンパターンになりやすく、精度が求められるエイムや建築バトルでミスが増えやすくなります。
深呼吸しましょう。
甘いものでも食べましょう。
軽く散歩しましょう。
格上の猛者に蹂躙されるのは仕方がないですが、イライラしてミスが増えたことで同レベルっぽい相手に負けるのは悔しすぎます。
「落ち着けば勝てる相手」にはちゃんと勝てるようにメンタルを整えましょう。
そのほうが絶対面白いです。