フジテレビ「10の秘密」の第3話が予想外の展開でネットがざわついていますね。
無事に瞳ちゃんが帰ってきたのはいいとして、白河圭太はリベートを受け取っていたことがバレて即懲戒解雇、さらに偽装の証拠を持って帝東建設を強請るという最低の行為に走りました。
白河圭太はクズですね。
闇落ちが早すぎる
白河圭太は仕事をクビになったことで金銭的に苦しくなり帝東建設に偽装の証拠を売りつけるという最低のクズ行為をしました。
瞳ちゃんが帰ってくるまではいい父親のように見えましたが闇落ちするのが早すぎますよね。
白河圭太がクビになってからしたことと言えば、母に金の無心をしたことだけです。
普通だったらまず再就職先を探しますよね。
それに失業手当だって貰えるはずです。
懲戒解雇では失業手当はもらえない?
貰えます。
失業手当は失業の理由に関わらず受け取ることが出来る制度です。
※自己都合と会社都合で支給開始日は異なります
脚本家が知らなかったのか、それとも「失業手当程度では賄えない金銭状態だった」という設定があるのか第3話時点では読み取れませんが、ちょっと白河圭太は短絡的すぎますよね。
必死なんすよ、怖いものないっていうか(笑)
白河圭太は帝東建設に偽装データを売りつける際、宇都宮竜二(演:渡部篤郎)に「怖いものはない」と啖呵を切っています。
笑わせてくれますね。
まず、白河圭太の家は持ち家です。
ローンが残っているとはいえ、あれだけ立派な家ですし売れば相当な額になるでしょう。
購入したのは仙台由貴子と別れる前ですので、ローンもかなり払っている状態のはずです。
また、まだ持ち家を担保に当座の資金を借りるという選択肢もとれたはずです。
経済的に最初から綱渡りだった可能性もなくはないですが、少なくとも娘を音大に進学させるだけの経済的余裕はあったはずです。
娘に我慢をさせないためにはお金が必要なのはわかりますが、それは「怖いものがない」というセリフとは一致しません。
もし白河圭太が逮捕されれば当然娘も路頭に迷うわけで、娘が一人立ちするまでは怖いものだらけと言えるのではないでしょうか。
普通の手順
普通の考え方をするならば、懲戒解雇だろうと自主都合だろうと、会社をクビになったらハローワークで失業手当を受け取る手続きをしながら再就職先を探しますよね。
当座の資金が足りないのであれば、ハローワークやその他のしかるべき公的機関に相談に行ってお金を借りることができます。
それでもどうにもならなかったら親に「事情を話して」借金をすることもあるでしょう。
それでもなお苦しかったら、恥を忍んで幼馴染にお願いをすることも考えられます。
「娘が巻き込まれた事件で手に入れた偽証の証拠を使って強請る」というのはそれこそ最後の手段すらも使い切った後に「人であることを諦める」というレベルでの選択肢です。
「ドラマだから」といえばなんでもアリになってしまいますが、いくらなんでも懲戒解雇から闇落ちまでの期間が短すぎます。
せめて1話分使ってなんとかしようと奮闘する姿を描けばまだ理解できますが、第3話の内容では懲戒解雇の翌日に帝東建設を強請っているようにすら見えます。
最後に
フジテレビドラマ「10の秘密」の第3話がびっくりする展開でしたね。
エンディング付近で仙台由貴子が瞳ちゃんの事件の犯人とグルであったことが描かれていますが、私はそんなことよりも白河圭太の短絡的すぎる闇落ちに驚きました。
もちろん、今後この展開が納得できるような秘密が明かされるのでしょうが、現段階では白河圭太がただのアホにしか見えません。