フジテレビドラマ「10の秘密」が始まりましたね。
第1話では謎が提示された段階なので全貌が見えていませんが、それぞれ事情がありそうで面白そうな展開です。
ただ、白河圭太(演:向井理)の家が豪邸すぎると話題になっています。
シングルファザーで娘のために給料より早く帰れることを選択したはずが、立派すぎる家に住んでいましたよね。
家計簿アプリを使っているシーンがありましたが、信じがたいグラフが表示されていました。
家賃はいくら?
家計簿アプリが正しい円グラフを表示しているのであれば、家賃は最大でも3.5万円前後です。
というのも、支出のタブで表示されている円グラフのうち、35%が食費で占められており、携帯代と光熱費を含めて65%程が埋まっていたためです。
それ以外がグレーに表示されており、いわゆる「その他」になっています。
食費が約3.5万円だったので、「その他」が全て家賃だったとしても3.5万円です。
このグラフは12月のものであるため、クリスマスの費用や年末の費用などもその他に含まれているのだとすれば、家賃は3.5万よりさらに低いことになります。
もしかして
持ち家でしょうか。
奥さんである仙台由貴子が出て行ったシーンはこの家のものでした。
仙台由貴子は高収入だったためあの豪邸をローンなしで購入できる余裕があったのかもしれませんね。
と思ったがやっぱりおかしい
仙台由貴子は自分をよく見せるために服や小物にお金をつぎ込み破産しかけていました。
白河圭太と結婚していた当時はまだそこまで見栄を張っていたわけではないようですが、当時は「上を目指したい」と言って出て行ったのであり、そこまで莫大な収入があったとは言い難い状況です。
となれば「今後の収入を当てにして豪邸を買う」くらいはできてもローンなしで買ってしまうのはやはり難しいでしょう。
白河家の生活費総額
家賃(ローン)問題はここまでにして、次は生活費の総額にも触れて見たいと思います。
白河圭太が表示したアプリの支出画面では、食費が35%を占めていました。
そしてその額は34,922円、約3.5万円です。
つまり支出は合計で10万円ということになりますね。
なお貯金額というタブが別に表示されているということは、支出のグラフに貯金額は含まれていないということになります。
父と娘の二人暮らしで10万円はかなり節約できているように見えますね。
・・・本当に・・・?
と思ったがやっぱりおかしい
家賃含めての10万円だったら節約できていると言えます。
ですが家賃が含まれているとすると、その額は65%が食費と光熱費で消えているために最大で3.5万円ということになります。
あのレベルの豪邸が3.5万円で借りられるのでしょうか。
持ち家だとしてローンはそこまで安いものなのでしょうか。
逆に家賃なしで10万円もかかっているのであれば節約しているとドヤ顔で家計簿アプリを見せびらかすレベルではありませんね。
【追記】第2話で明かされた秘密
あの家は持ち家であることが語られました。
ただしローンは残っているとのこと。
毎月のローンの支払い額は明かされていません。
白河圭太は5万円を毎月どこかへ送っていることも明かされました。
このお金は家計簿アプリにいは計上されていません。
支出のグラフには5万円に相当する項目はありません。
名称が明かされていない箇所も3.5万円分程度です。
つまり白河圭太はあの家計簿アプリを正確に入力していないことがわかります。
最後に
フジテレビドラマ「10の秘密」の白河家の家賃や生活費について考えてみましたがどうだったでしょうか。
家賃が支出に含まれているのであれば(それがローンだとしても)あの豪邸に対しては安すぎますし、家賃が支出に含まれていないのであれば父娘2人で10万円というのは節約できているとは言い難いです。
これは今後の「秘密」に関係する伏線なのでしょうか。
それとも作る側が父子家庭や節約している家庭を知らないからこの結果になっているのでしょうか。
謎は深まるばかりですね。
この件について、「ドラマだから」で片づけるのは簡単です。
ですがサスペンスで謎解きをしていく上で、どれがドラマのフィクションでどれが謎を解くための鍵かはわかりませんよね。
サスペンスは可能な限りリアルに近づけて欲しいです。
地下の秘密組織や強化人間などを登場させておいてアンストッパブルサスペンスだとか言われても困ります