ウクライナは物価が安い国ですが中でも
通信料が驚くほど安いです。
海外旅行でスマホはwifiしか使わない
という人でも値段を聞いたら欲しく
なりますよ!
ただし、3社あるメジャーなキャリアの
うち1社だけはあるトラップがあるので
注意してください。
目次
SIMカードが安い!値段は?
ウクライナのSIMカードはとにかく
安いです。
キャリアはKiev Star、Life cell、
そしてVodafoneの3種類があります。
その3種類どれもが500円ほどで
期間は1ヶ月、容量は10GB~30GBと
たっぷり使えます。
さらに使い放題のプランもあり、
100円から200円程度追加することで
加入が可能です。
2019年10月現在、通信量無制限の値段は
100UAHから150UAHで4日間となっています。
長期の場合、KievStarは4週間で9GBタイプが
150UAH、無制限が350UAHです。
ウクライナの宿はWi-Fiが完備されている
ところがほとんどなので長期滞在でも9GBを
越えることはないでしょう。
KievStarの4weeks/9GBタイプがオススメです。
準備するもの
SIMフリースマホのみです。
海外でよくあるパスポートの提示は
不要です。
※ただしウクライナで外を歩く際は
パスポートの所持は必須です
入手方法
空港、スーパー、キャリアの専門店で
手に入ります。
主要な地下鉄駅などでは露店でも売って
いますがこちらは僕は買ったことが
ないのでわかりません。
露店のものは認証がうまくいかない
ケースがあります。
自分では設定できずkievsnarの店舗に
持って行きましたが、ここでは
パスポートなどの身分証を求められ
「デヴィットって誰だい?」と
聞かれたりしました。
きちんとしたお店でない場所で買う
のはやや不安です。
値段は空港ですら十分な安さなので
わずか数十円の節約のために怪しい
お店で買うのは控えたほうがいいでしょう。
設定に不安な方は
空港・専門店ではスタッフが設定して
くれます。
スーパーでも空いている時間であれば
レジのおばちゃんがやってくれることも
ありますがこちらはあまり期待しない
ほうがいいです。
専門店のスタッフは慣れているので
設定言語が英語でもサクサクと設定
してくれますが可能であればロシア語に
設定しておくとよりスムーズです。
ロシア語から英語・日本語に戻す方法を
知らないと大変なことになります。
настройки(設定)、основные(メイン・一般設定の意味)、язык(言語)などを頼りに探してください。
どのキャリアがオススメ?
主要な都市を回るのであればKievStarです。
名前にキエフの文字が入っていますが
リヴィウやオデッサでも利用できました。
ただし、それぞれの2都市間をつなぐ
長距離電車の中(移動中)はかなり
厳しい電波状況となります。
田舎に行く場合や長距離電車の中でも
使いたいという方はlife cellがオススメ
です。
実際、長距離電車で相席したウクライナの
家族連れのお父さんはKievStarとLifecellの
2枚挿しでした。
ただしlife cellにはトラップがあります。
要注意!life cellのトラップとは
スマホを再起動したり充電切れで電源を
入れなおした場合、4文字のパスワードの
入力が求められます。
このパスワードはSIMカード購入時に
もらうプラスチックのカードサイズのものに
記載されています。
通信できるようになったからと捨てて
しまったり、うっかりなくしてしまうと
再起動できなくなります。
気をつけてください。
パスワードがわからなくなったら
パスワードがわからなくなり再起動でき
なくなった場合、SIMカードを外して
起動すれば一応スマホ自体は動くように
なります。
ただしSIMカードを再度挿入し使える
ようにするには必ずパスワードが必要です。
このパスワードは再発行してもらえず
わからなくなったらSIMカードそのものを
買いなおす必要があるようです。
安いから財布へのダメージは少ないですが
何よりも面倒ですよね。
Vodafonのトラップ
こちらは一部のノマドの方くらいにしか
関係のない話ですが、Vodafonはテザリングを
する際に別料金がかかります。
※実際にはメッセージが送られてくるだけで
使えました
最後に
ウクライナのSIM事情について
お伝えしました。
オススメはKievStarです。
田舎の町へ行く場合や長距離電車の
移動中もネットがないと辛いという
方はlife cellも選択肢に入るかも
しれません。
ただしlife cellはパスワードがわから
なくなると再起動できなくなるため
ややリスクがあります。
ちなみにVodafoneは不人気です。
日本でも昔Vodafoneがあったため
なじみがある会社ですが海外では
不人気な国が多いようですね。