テレビ東京「スパイラル~町工場の奇跡」
第5話では英興技巧の2代目ボンボン社長が
とんでもないことをしでかしました。
ゴールデンパラシュートという聞きなれない
単語も調べましたのでご覧ください。
英興技巧2代目ボンボン社長
英興技巧の社長は2代目で上層部から
「ぼっちゃん」と呼ばれて甘やかされて
過ごしていました。
英興技巧は先代社長が優秀だったため
すでに2代目社長が就任した際には
安定した経営ができており社長として
することがありませんでした。
そのためギャンブルに手を出すように
なっておりかなりの損失を出していた
ようです。
村尾にそそのかされ会社売却
英興技巧にとって必要のないボンボン社長
ではありましたが、先代社長から相続した
株を大量に保有していました。
しかし村尾にそそのかされ、保有している
株をホライズンキャピタルジャパンに売却
してしまいます。
ゴールデンパラシュートとは
この際にトミナガ社長に言われた
ゴールデンパラシュートとは本来は
買収防衛策の1つで、社長や役員が
退職する際に退職金を大幅に割り増し
することで企業内の保有資金を減らし
企業価値を減らし買収する魅力をなくす
方法です。
「スパイラル」では買収先のトミナガ社長が
用意したため、「株の売却に上乗せされた
ボーナス」のような意味合いとなって
います。
1億は少なすぎる
我々庶民にとっては1億円は目にする
こともないような大金です。
ですがボンボン社長にとって1億円は
会社を手放すほどの額ではありません。
なんせ会社があれば専務にお願いする
だけでほとんど無尽蔵にお金が使える
のです。
技術も能力もない2代目ボンボン社長が
会社を捨てれば後は残ったお金を喰い
つぶしていくだけです。
しかもトミナガ社長から海外逃亡を
要求されています。
東南アジアなどで外こもりするなら
話は別ですが、マカオやラスベガスで
楽しむなら1億円はすぐに消えてしまい
ます。
損得勘定も理解できないほどの無能だった?
これまで何不自由なく暮らしてきたため
損得勘定ができず目の前のお金に飛び
ついてしまった可能性はありますよね。
英興技巧が存在することで自分が裕福に
暮らしていけるのだということを理解
せず、1億円(+株式の売却益)があれば
生涯遊んで暮らせると勘違いしているので
しょう。
原作ネタバレ
原作でもこの社長は株式を売却しハワイへ
遊びに行ってしまっています。
英興技巧はホライズンキャピタルジャパンの
傘下に入り、新社長の方針で上層部の
役員たちも解任されマジテックとの
取引も中止してしまいます。
さらにはマジテックが過去に経営危機に
陥った際に譲渡した特許についても、
これまでは自由に使えるという口約束が
あったのですが新社長は特許侵害で
訴えると言い出します。
マジテックはこれにより存続の窮地に
立たされてしまいます。
最後に
テレビ東京「スパイラル~町工場の奇跡」
第5話では英興技巧の無能なボンボン社長が
会社の株を売り払ってしまいました。
わずか1億円上乗せされただけで会社を
捨てるなんて愚かですよね。
原作では売り払った後の人生が描かれて
いませんがドラマではどうなるのでしょうか。
さすがに1年2年程度ではお金は底を尽き
ないでしょうし、ドラマでもそのまま
海外で遊び惚けるのでしょうか。
バカなことをしたツケが回ってくる所まで
描いてほしいですよね。