2018年版下町ロケットの準主役的な
企業であるギアゴースト。
そのギアゴーストの顧問弁護士を務める
末長孝明について調べました。
この弁護士はギアゴーストが訴えられた際に
無能すぎる対応をしています。
ですがその無能な態度にはある理由が
あります。
最終的にこの末長孝明弁護士は
とんでもない結末を迎えます。
この記事ではネタバレが大量に含まれて
いますのでお気をつけください。
目次
ギアゴースト末長孝明弁護士役の俳優は誰？
演じているのは中村梅雀です。
名前からも察せられる通り歌舞伎役者です。
今回下町ロケットに出演するのは二代目です。
代々続く歌舞伎役者の家系ですが今回の
下町ロケットだけでなく釣りバカ日誌など
時代劇以外のドラマへの出演も多い役者さん
です。
プロフィール
名前：中村梅雀（なかむらばいじゃく）
本名：三井進一
別名義：中村まなぶ（初名）
生年月日：1955年12月12日（62歳）
出生地：東京都武蔵野市
血液型：AB型
事務所：土屋企画
ギアゴースト顧問弁護士・末長孝明が無能すぎる！
ギアゴーストがケーマシナリーから
特許侵害で訴えられた際、最初から
敗訴濃厚としていきなり出資先を
募るように言い出します。
もちろんどうにもならない訴訟も
あるかもしれませんが、今回の
訴訟は天才弁護士・神谷修一から見て
まだ逆転の可能性は残されているもの
でした。
たとえばケーマシナリー側がギアゴーストの
特許を侵害していればクロスライセンス契約
を結ぶことができます。
さらに、今回訴えられたトランスミッション
「Ｔ２」は特許申請をしていなかった
わけですが、その理由は「既存の技術の
応用」でした。
ということはすでに論文などで発表
されていた可能性があり、科学の発展の
ため特許を申請していない研究について
別人（別会社）が特許を申請することは
できません。
それらの可能性は天才弁護士でなくても
考慮すべき内容です。
それを考えもせずいきない敗訴確定などと
判断し出資・身売りを進言するのは
無能の謗りを免れませんね。
ネタバレ 無能な態度の理由とは
ここから物語の核心に触れるネタバレが
あります。
お気をつけください。
実は末長孝明弁護士は相手企業の弁護士
中川京一と旧知の仲です。
それ自体はありえない話ではありません。
しかし、実はその旧知の間柄を利用して
中川京一は末長孝明に情報提供を依頼
していたのです。
ギアゴーストのＴ２の設計図を事前に
ケーマシナリー側へ横流しするように
頼んでおり、その結果ギアゴーストが
Ｔ２を発表する直前に特許申請が
できたのです。
なお、この悪事の報酬は３億円でした。
ギアゴーストが支払うように言われている
15億のうち３億が末長孝明のもとに
入るということになりますね。
末長弁護士、バレる
末長孝明と中川京一の関係を示すものは
すでに廃刊した業界紙くらいで、その
業界紙もネットで見ることができない
レアなものでした。
そのためギアゴースト側にはバレない
だろうと高を括っていたわけですが、
佃製作所経由で神谷弁護士が助っ人と
してこの訴訟に参戦し、末長と中川の
関係を発見しました。
ギアゴーストの伊丹大と島津裕は
そのことを知らされ、末長孝明に
探りを入れたところシラを切ったため
末長孝明を顧問弁護士から解任します。
裁判の結果とその後の末長孝明
顧問弁護士を解任した後で裁判が
始まっており、裁判での弁護人は
神谷修一が務めました。
さすが天才弁護士。
瞬殺です。
裁判では中川京一と末長孝明の悪事が
明るみに出たため、不正競争防止法違反の
疑いで二人とも逮捕されています。
これにより末長孝明は弁護士資格を剥奪され
表舞台から姿を消すことになりました。
最後に
下町ロケットでギアゴーストの顧問弁護士を
務めている末長孝明弁護士役を演じるのは
二代目中村梅雀です。
かなりの無能を晒していますが実は
相手企業の弁護士である中川京一と
組んでいるためです。
自分が顧問弁護士を務める企業の情報を
売るとは人として最悪ですね。
最終的には無事に逮捕され、表舞台から
姿を消します。
これで平穏無事な世界が・・・訪れません。
ギアゴーストはこの裁判を機におかしな
方向へと舵を切っていくことになります。