朝ドラ「スカーレット」ではジョージ富士川のサイン会であの草間宗一郎と再会しました。
その草間さんと夕飯を食べに行った先はどこでしょうか。
第30話、とても悲しい結末です。
当記事はノベライズ版を基にしたネタバレが含まれています。
ノベライズ版は朝ドラの初期台本を基にしており、実際の朝ドラとは一部設定が異なることがありますのでご注意ください。
草間さんと喜美子の二人が向かった先は?
商店街の先にある小さなお店です。
そこは夫婦で営んでいるレストランで、6人も座れば満席になってしまう小さなお店です。
ウェイトレスをしているのは草間里子と言う女性です。
そう、二人が向かった先は草間宗一郎の奥さんのお店です。
草間宗一郎
実は草間宗一郎は奥さんの姿を見つけただけでこれまで声をかけていません。
すでに家庭があるため邪魔をできなかったのです。
今回は喜美子に励まされ、「カタをつける」ために向かいます。
草間里子
草間里子は旦那の宗一郎を忘れたわけではありませんでした。
宗一郎たちがお店に入って一目見た瞬間に気付いたようです。
しかしお互いに会話はせずに客と店員という立場を崩しません。
妊娠していた
なんと草間里子は妊娠していました。
レストランをしている男性との間に子どもを授かっていたのです。
宗一郎も喜美子も、何も言えずにお店を後にしています。
宗一郎が残したもの
宗一郎はお店にあるものを残していきました。
それは離婚届です。
自分の名前が書かれたもので、一緒に「幸せに 宗一郎」と書かれたメモが添えられていました。
里子はそれを見て涙を流しています。
最後に
朝ドラ「スカーレット」の草間宗一郎がずっと探していた奥さんは別の男性とレストランを経営していました。
宗一郎は黙って去ろうとしていたようですが、喜美子が背中を押してそのレストランへ行きます。
お互いに会話はせず、宗一郎は離婚届を置いて去っていきました。
戦後の混乱の最中の出来事とはいえ、悲しい結末ですよね。
どうやら草間宗一郎の知り合いたちは里子がどうなっているのかを知っていたようです。
ですがみんな宗一郎に真実を言い出せずにいたようですね。
里子は妊娠していることもあり、宗一郎とヨリを戻すことはできません。
ちなみに草間宗一郎はこの後東京で働き始めます。
奥さんとは悲しい結末を迎えましたが、喜美子のヒーローであることは変わりません。
今後も節目節目で喜美子や川原家の人たちを助けてることになります。