下町ロケット 佃製作所はやりがい搾取で社員を蔑ろに?社畜を絶賛する企業に将来はある?

   

 

下町ロケットは中小企業である

佃製作所ががむしゃらに頑張って

成功するという中流~下流の労働者の

支持を集めているドラマです。

 

ですがそろそろ目を覚ましてもいいのでは

ないでしょうか。

 

佃製作所はブラック企業です。

 

下町ロケット 佃製作所がブラック企業すぎ!働きたくない・・・ 異常な連帯感・・・

 

ドラマだからこそ許される企業です。

 

現実でこんな会社があったら最悪ですよね。

 

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佃製作所はやりがい搾取で社員の生活を蔑ろにしている

 

佃製作所の社長である佃航平は自分の夢を

追いかけてたびたび無謀な挑戦をして

いますよね。

 

腹心であるヤマさん(安田顕)は佃社長の

イエスマンに近くなっており、無謀な挑戦に

対し「社長らしい決定です」とヨイショ

ばかりしています。

 

当初はトノさんが経済面を支えており

無茶な行動にストップをかけていましたが

2018年版ではなぜかそのトノさんさえも

流されるようになり、ついには農業を継ぐ

ために佃製作所を離れてしまいました。

 

これにより佃社長の会社の私物化に待ったを

かけられる人物がいなくなってしまって

います。

 

 

佃社長、会社を私物化する

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俺は日本の農業を救いたいんだ!

 

俺はギアゴーストに惚れたんだ!

 

俺は・・・!!!

 

ギアゴーストは佃製作所が安く買収

できる可能性があったため訴訟対策を

手伝っていたはずです。

 

それがいつの間にか買収できなくなり

さらにはギアゴーストの社長伊丹大に

裏切られ完全なタダ働きになりました。

 

この裏切り自体は予想できないのは仕方が

ないとしても「ギアゴーストに惚れたから」

と本来の仕事の時間に金にならない他社の

訴訟対策をする(さらに当然のように

残業しています)というのはひどいですよね。

 

農業を救いたいのはすばらしい志ですが

利益に結びつかないことをするなら一人で

私財を投げ打って挑戦すべきです。

 

社員は給料をもらうかわりに企業に

労働力を提供しているんです。

 

その給料のための会社の利益にならない

行動に社員を使うべきではありません。

 

 

社畜であることが当たり前の佃製作所

 

佃製作所の軽部真樹男はややサイコホラーな

言動が目立つヤバイ社員です。

 

他の社員たちはその軽部の行動の1つ、

「絶対に定時で帰る」という行為をも

異常行動と見做しているフシがあります。

 

あるときは立花洋介(竹内涼馬)が同じく

定時で帰った際に残っている社員が

白い目で見ていました。

 

定時で帰るのはなにもおかしくはありま

せん。

 

仕事が残っているのにさっさと帰るという

のはたしかに違和感があるかもしれませんが

本来会社が拘束できる時間は就業時間のみ

のはずです。

 

残業が発生してしまうのは上司の仕事の

割り振りミスであり、上司の「部下の能力」の

把握ミスです。

 

ですので残業しなくてはならないというのは

その社員自身の問題ではありません。

 

残業して当たり前、定時で帰る人間は

裏切り者といった思考そのものが社畜の

考え方です。

 

こんな世界は間違っています。

 

たまには残業した人を白い目で見るような

ドラマを放送してほしいですね。

 

 

佃製作所は経営方針が間違っている

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佃製作所は1度特許訴訟に勝利したことで

莫大なお金を得ています。

 

ですが決して経営状況は良好とはいいがたく、

メイン事業となっているロケットは

帝国重工の方針転換で今後の打ち上げが

怪しいですし、他の大口取引もヤマタニとは

手を切ってしまいましたしその他企業相手にも

苦戦している状況です。

 

今回も帝国重工と手を組むはずだった

無人農業トラクターのエンジンも内製化に

方針が変わったことで蚊帳の外になりました。

 

そんな危機的状況の中、佃社長は何を思ったか

「日本の農業を救いたい」と野木教授の

研究用トラクターのエンジン開発に乗り出し

ます。

 

当然このエンジン開発は収入のメドが

たっていません。

 

何年も先に無人農業トラクターが実用化

された際に最先端のエンジンがあれば

一気に花開くかもしれませんが、現在は

まだその技術は模索中です。

 

お金がない状況で目先の収入を蔑ろにして

将来の夢をおいかけるのは無謀ですよね。

 

 

企業の本懐

 

営利企業がまずすべきことは利益の確保です。

 

この点を履き違えている労働者・消費者が

非常に多いです。

 

利益を上げられるからこそ新しい研究が

できるわけですし、様々な方面で社会に

還元できるわけです。

 

そもそも利益がなければ社員に給料も

払えませんよね。

 

ですがなぜか企業が利益を上げることを

いけないことと考える風潮があります。

 

それが行き着くところまで行き着くと

佃製作所のような「無償で献身的な

行動を取る」ことが美徳とされてしまう

わけです。

 

 

どちらも極端はいけない

 

「企業は利益の確保が第一」とはいった

ものの、正確には「お金のために何を

犠牲にしてもいい」という意味ではありません。

 

利益を最大化するためには他人を蹴落とす

よりも協力関係にあったほうがいいのは

明白ですし、ときにボランティアのような

無償サービスをすることも「宣伝」に

なります。

 

ですので「利益をすべて内部に溜め込み

自分の企業にお金をすべて集める」という

ことと「利益の確保が第一」ということは

必ずしも一致しません。

 

このあたりを勘違いしている方がとても

多いような気がします。

 

 

最後に

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下町ロケットの佃製作所は社員に利益を還元

しているようには見えず、残業が当たり前の

社風を正そうともしていませんね。

 

社員を集めた集会では「見返してやろう」

「農業を救おう」などと発破をかけて

いますが給料面に言及されたことが

ありません。

 

ドラマでそんな生々しい話はNGなのかも

しれませんが、毎度毎度佃社長は自分の

夢ばかり追いかけて社員たちの給料について

きちんと考えているのか疑問です。

 

現実でもこのような「やりがい」を

前面に押し出して給料の話をタブーに

している会社が多いようです。

 

もっと社員に優しい会社が増えて

欲しいですね。

 

 

 

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