日テレドラマ「親バカ青春白書」が最終回を前にして不満の声が溢れています。
第6話のラスト、酔っぱらった美咲が突然ガタローにキスをしたのです。
ガタローからではなかったとはいえ、おじさんと女子大生のキスに「気持ち悪い」という声がネットに溢れました。
目次
おじさんと若い女性の恋愛が流行っている?
親バカ青春白書第6話の放送の前の週には、「私の家政夫ナギサさん(わたナギ)」が最終回を迎えました。
わたナギも20代の女性が家政夫のおじさんと結婚するという結末が賛否両論でしたが、同じクールで2作品も「おじさん×若い女性」という組み合わせがあるのは「流行っている」または「流行らせようとしている」と感じる人がいるのもわからなくはありませんね。
友達が自分の父親とキス
ガタローと美咲のキスを気持ち悪いと感じる人の中には、さくらに感情移入してドラマを視聴している人も多いようです。
たしかに、自分の友達が父親とキスする姿を目撃するのは気持ち悪いですよね。
しかも最終回の予告を見る限り、美咲は酔った勢いで間違えたわけではなく、本気で結婚を考えているようです。
「友達が義母になる」というのはフィクションの世界だけにしておいて欲しいですね。
特別エンドロールだったのに...
第6話のエンディングでは、若かりし頃のガタロー・幸子・さくらの幸せな日々が描かれました。
ガタローは亡くなった幸子のことを想っていることをずっと口にし続けてきて、エンディングでさらにその印象を深くさせました。
にもかかわらず、その直後に美咲とのキスです。
これをギャグと感じられるかどうかは個人個人のセンスによるのかもしれませんが、ドン引きした人の方が多いようです。
酔った勢い
美咲は酔った勢いでガタローにキスをしました。
私はこの「酔っていたから何もかもがギャグになる」という風潮が大嫌いです。
唯一車の運転だけは厳罰化されていますが、車さえ運転しなければ迷惑をかけても許されると思っている人が多いですよね。
なお、ハタケもガタローにウザがらみをしています。
このシーン、笑える人の方が多いのでしょうか。
ムロツヨシのパワハラ・セクハラ説
実は今回の第6話は、ムロツヨシが演出を務めています。
そのため、「ムロツヨシが自分で若い女優とのキスシーンをねじ込んだのではないか」と陰謀論を唱えている方々がいます。
たしかにそれが事実なら、売れっ子俳優による若手女優に対するパワハラ・セクハラでしょう。
ですがそれはあり得ません。
なぜなら、第6話のみを担当しているからです。
そして、美咲とのキスは酔った勢いの過ちではなく、最終回でも重要な意味を持つシーンとなっています。
もしムロツヨシがねじ込んだのだとしたら、最終回を作り直す必要が出ます。
そもそもムロツヨシが第6話を担当したのは、監督である福田雄一が忙しくなったからです。
次の最終回を作り直す必要が出てくるのであれば、他人に任せた意味がありません。
この物語はフィクションです
ネットでは「こういうドラマが増えると現実のおじさんが若い子とチャンスがあると思い込む」という不安をつぶやいている人が一定数見受けられます。
たしかに、これまでもドラマなどを見て影響を受けたであろうおじさんはたくさんいます。
たとえば最近では脈絡もなく「倍返しだ」と叫んでゲラゲラ笑っているおじさんがいたり、「ぴえん」と口にして周囲を凍り付かせているおじさんがいたりします。
若いおじさんとどうにかなれると思うおじさんが増えてもおかしくありませんね。
「親バカ青春白書」も「私の家政夫ナギサさん」もフィクションです。
おじさんたちにはフィクションと現実を区別できるようになって欲しいですよね。
最後に
日テレドラマ「親バカ青春白書」第6話ラストの美咲がガタローにキスをしたシーンに「気持ち悪い」という声が多いです。
美咲はこれまでもガタローを好きだという感情を隠してはいませんでしたが、さすがにキスまでとなると笑えないですよね。
美咲とガタローが結婚するかもしれないという最終回予告が放送されましたが、笑えるオチで終わらせて欲しいですね。