なつぞら第3週では泰樹が農協と対立して
います。
泰樹の婿養子である剛男も農協で働いて
いるためたびたび対立しています。
音問別農協組合の組合長・田辺政人の
考え方をまとめてみましたので
ご覧ください。
田辺政人を演じた俳優は誰?
宇梶剛士です。
優しそうなおじさんといった風貌ですが
実は子供の頃は手の付けられない不良
でした。
個人的には「暴走族」も「反社会団体」
だと思うのですが、なぜか暴走族は
武勇伝として語られることが多い
ですよね。
更生したからという点が大きいのかも
しれませんね。
プロフィール
名前:宇梶剛士(うかじたかし)
生年月日:1962年8月15日(56歳)
出身地:東京都新宿区
身長:188 cm
血液型:B型
事務所:アベベネクスト
田辺政人とは?
柴田牧場のある地域「音問別」をまとめる
農協の組合長です。
つまり柴田剛男の上司にあたります。
「なつぞら」は事前にかなりのキャストが
告知されていますが田辺政人を演じる俳優は
事前告知なしです。
誰が演じるのか気になりますね。
泰樹は農協嫌い
泰樹は農協のことになると態度が固く
なります。
その理由は大きく分けて2つあります。
農協嫌いの理由1
弱小酪農家を囲って牛耳ろうとしている。
天陽は9年前に酪農家として歩き出した
ばかりですが、現在辛うじてじゃがいもが
作れるようになったところです。
農協は天陽に乳牛を貸し出しており、
その乳牛が牝牛を産んだら返してもらう
という契約をしています。
これにより天陽の家は牛乳を作ることが
でき、将来的には自分の乳牛を持つことが
できるのです。
しかし、泰樹はこれを「農協が酪農家を
牛耳ろうとしている」と捉えています。
経済力のない酪農家に恩を売ることで
頭が上がらなくなるようになるという
ことです。
農協側の言い分としては「あくまで
助けるため」ではありますが、一般的に
考えても貸し手である農協の力が強く
なるのは当然の成り行きに見えますね。
農協嫌いの理由2
自分の牛乳は自分で売りたい
十勝の酪農が栄えだし、たくさんの
乳業メーカーが音問別に参入してきて
います。
これまでは酪農家と乳業メーカーが
個別で交渉していました。
農協は酪農家から牛乳を集め、交渉を
一手に引き受けようとしています。
これにより、各酪農家は交渉の手間が
省けるとともに、酪農家間で取引の値段が
変わるという不公平感もなくなります。
泰樹はこれにも反対しています。
柴田牧場の牛乳の品質が高いと自負して
いるため、自分の牛乳を自分で売りたいと
考えていることがひとつ。
もうひとつは、これまで取引してきた
乳業メーカーに恩を感じているため
乗り換えたくないという思いがあるためです。
弱小酪農家にとっては農協の存在は助かる
でしょうが、泰樹の言うこともわかりますよね。
田辺政人の考え方
音問別農協組合としては、十勝全体を
日本一の酪農王国にしたいと考えて
いるようです。
十勝全体の酪農を底上げしようとして
いるのです。
牛乳の価格は脂肪分によって決められて
いるのですが、これまでの個別での交渉では
乳業メーカーが検査を行っており酪農家は
検査内容を知ることはできませんでした。
農協は牛乳を集め、酪農家にもわかる形で
脂肪分の検査を行い、乳業メーカーに卸そうと
しています。
これにより不透明感がなくなると考えて
います。
天陽家の例
実際に、零細酪農家である天陽の家でも
乳業メーカーに不信感を募らせています。
どこの乳業メーカーでも格付けが
低く安い値段になってしまうのです。
天陽家では柴田牧場と同じ干し草を与えて
います。
泰樹やなつが手伝っているため柴田牧場と
大きく違うことはないはずです。
実際になつが飲んでみても柴田牧場の
牛乳と違いはわかりません。
ですが柴田牧場と比較した場合、一升あたり
6円も安い価格がついていました。
これは泰樹からみてもありえない値段
のようです。
最後に
なつぞら第3週は農協がテーマとなって
います。
音問別農協組合の組合長は田辺政人です。
十勝の酪農を日本一にしたいと考えて
様々な考えを巡らせますが泰樹にはなかなか
理解してもらえません。
第3週ではなつが演劇で泰樹と農協の
間のわだかまりを解消させようとして
いきます。