フジテレビドラマ「モトカレマニア」のマコチとユリカはいつの間にか立場が逆転し、マコチがユリカを追いかける展開になりましたね。
第6話ではユリカの元カレも現れ、危うく二人で同棲を始める寸前に奪い返すことに成功しました。
なんでそんなに好きになったのかの描写がないですし、マコチが真剣にユリカを思っているのにうまく表現できていないだけのような描写にも疑問が残りますね。
マコチ、キャラがブレブレ
そもそもマコチは職場で再会した際、ユリカを「元カノ」ではなく「昔のバイト仲間」と紹介しました。
その後も分譲マンションの営業をしてみたり、丸の内サクラのマンションから追い出されたその足でユリカの家に上がり込もうとしてみたり、キスをしておきながら「付き合うとは言っていない」と叫んだりと滅茶苦茶なことをしてきました。
しかしなぜか第6話ではユリカのことが好きで好きで仕方がなく、感傷に浸りながら思い出の場所を巡っていました。
マコチのキャラがブレブレですよね。
何があったのでしょうか。
想いをただしく言葉にできない不器用な青年扱い
マコチに社長が話しかけた際には、「マコチが時々黙ってしまうのは数ある選択肢から選ぼうとしているから」だったことが明かされます。
これはドラマ序盤に頻繁に登場していた「人情マコチ」などの「〇〇マコチ」シリーズによる脳内会議のことを言っているのでしょう。
マコチは誠実に相手への言葉を考えている結果、黙り込んでしまい勘違いされているという「不器用な青年」ということのようです。
ユリカのアパートの前でキスをした直後に祝福するひろ美に対して間髪入れず「付き合うとは言ってない」と宣言したのは何だったのでしょうか。
丸の内サクラのマンションを追い出されたその日にユリカの家に上がり込もうとしたのは何だったのでしょうか。
ドラマ内で数少ないの常識人、ひろ美は冷静だった
結局ヨリを戻したユリカとマコチですが、ひろ美は冷静なLINEを送ってきました。
ひとまず、おめでとう。
けど、今までの事
なかった事にしちゃだめだよ。
きちんと二人で向き合って。
それが出来たら
本当のおめでとうを伝えます。
そうですよね。
ひろ美はあの「付き合うとは言ってない!」という最悪のセリフを目の前で聞いています。
あのシーンを知っている人にはとてもではありませんが二人の復縁を祝福する気にはなれませんよね。
ドラマ内にまともな考え方をする登場人物がいてよかったですね。
そしてマコチはユリカのアパートへ転がり込む
丸の内サクラのマンションを追い出された後は新しく家を借りることもなく山下章生の家へ上がり込んでいました。
そして今度はユリカとヨリを戻したため、ユリカのアパートで同棲するようです。
ユリカはそれでいいのでしょうか。
部屋で抱き合いながら「しあわせ~」と言っていますが目が笑っていないのが気になります。
最後に
フジテレビドラマ「モトカレマニア」のマコチのキャラがブレブレですね。
ユリカを振り回していたはずがいつの間にかユリカが好きすぎてたまらないことになっており、さらには自分の思いを正しく伝えるのが苦手な不器用な青年ということになっています。
丸の内サクラのマンションを追い出されてその足でユリカの家に上がり込もうとしたり、キスをしたのに「付き合うとは言っていない」と言い出したのは何だったのでしょうか。
なお、ひろ美はそのことを疑問に思っているようで、また素直に祝福する気持ちにはなれないようです。
まともな意見を持つキャラクターがいてよかったですね。