2017年のM-1は、審査員が従来の7人に
戻ります。
去年は5人という少人数体制で、センターを
務めた大吉先生が大変なことになって
いました。
今年も審査員を務める大吉先生。
少しは心労が軽減されるかもしれませんね。
目次
2017年のM-1は審査員が7名へ
昨年は5人だった審査員が、今年は2人
増えます。
メンバーは、
上沼恵美子
松本人志
博多大吉
中川家・礼二
オール巨人
春風亭小朝(今年から参加)
渡辺正行(今年から参加)
となります。
春風亭小朝は第1回・第4回で審査員の
経験があります。
オール巨人は第7回第8回第9回と
連続で務め上げ、M-1がなかった年の
THE・MANZAIでも3回審査員を
しています。
それぞれ漫才やコントで活躍してきた
メンバーですので、芸人たちもこの
人たちにつけられた得点であれば、
納得するしかないでしょう。
やはり5人は辛かった!去年の大吉先生は・・・
2016年のM-1では、史上初の5人体制
という少人数での審査となりました。
特に緊張していたのは博多華丸の大吉先生。
その緊張ぶりに、松本人志から
大吉先生が合成樹脂のようになってる
と指摘されていました。
TVを通してもわかる血の気の引いた
顔に、Twitterなどネットでも心配の声が。
1点の重さ
M-1を優勝すれば、翌年の大ブレイクは
約束されたも同然。
わずか1点が若手芸人の運命を左右
することになりかねないため、少人数
での審査はその重みが審査員の両肩に
のしかかります。
緊張していたのは大吉先生だけじゃなかった!
特に緊張が激しかった大吉先生に注目が
集まっていますが、もちろん全員が緊張
していました。
大物感をかもし出していた中川家礼二も、
実際には最高得点と最低得点の差がわずか
7点と、できるだけ自分の評価で運命が
変わらないようにしていましたし、
上沼恵美子も顔が真っ白でした。
※上沼恵美子はファンデーションによるものです。
今年は7人なので審査員の好みが反映される!
今回は、M-1復活以前と同様の7人に
なったため、審査員の好みが点数に反映
できるとされています。
これがいいか悪いかは判断の別れる所
ですが、昨年のように緊張で点数差が
つけられないような事態にはならなさ
そうですね。
審査員好みのコンビは誰?
前回も出場している和牛について、
上沼恵美子、松本人志、オール巨人の
レジェンドたちが軒並み高評価をつけて
います。
純粋な漫才の技術も今回の出場者の中
ではひとつ抜けているようにも見えます。
優勝候補といっても差し支えないでしょう。
審査員たちの好みを見ていきましょう。
上沼恵美子の好きな漫才
好き嫌いがはっきりしているタイプ
ですね。
昨年はカミナリに81点という低評価を
したことでも話題になりました。
暴力的などつき漫才はお気に召さない
ようです。
また、早口の漫才もあまり好みでは
ないようです。
松本人志の好きな漫才
M-1は笑い飯のためのもの
と言われたように、島田紳助と
松本人志は笑い飯を大プッシュ
していました。
最近では、サンドウィッチマンや
東京03、バイきんぐなどを好んで
いるようですね。
いずれも実力者揃い。
コントや漫才など、本当に実力のある
芸人を好んでいるようです。
オール巨人の好きな漫才
M-1だけでなく数多くのお笑い賞レースで
審査員をしているオール巨人。
若手とは芸歴も離れすぎているためか、
おじいちゃんと孫のような目線で見て
いるような気もしますね。
大吉先生の好きな漫才
先生と呼ばれるほど温厚な人柄で
若手にも優しい大吉先生。
好き嫌いを評価に持ち込まなさそうですが、
そもそも「7人になって好みが反映できる」
という発言自体が大吉先生のものです。
自身も九州という地方出身の芸人である
ことから、地方芸人を応援する傾向が
わずかにあるようです。
中川家・礼二の好きな漫才
マジメな人の漫才は社長の朝礼と同じで
つまらない
として、怒られるギリギリの挑戦をする
芸人を望んでいるようです。
今回出場のコンビでいうと誰になるので
しょうか。
どのコンビも今回は基本に忠実というか
トリッキーなネタは少ない気がしますね。
春風亭小朝の好きな漫才
柳原加奈子やトータルテンボスを好む
春風亭小朝。
審査員としては、正統派の漫才を好んで
評価しているように見えます。
渡辺正行の好きな漫才
バナナマンの設楽統が過去に付き人を
していた、コントの天才・渡辺正行。
コント師として、シチュエーション漫才を
評価する、かもしれませんね。
※シチュエーション漫才とは、「もしも
○○だったら」というような掛け合いで
コントに入っていく漫才です。
漫才なのかコントなのか、人によって
判断がわかれますが、M-1では漫才
として許容されています。
最後に
2017年のM-1は審査員が7人に増えます。
前回より人数が増えたことが、得点にどう
影響を与えるのか。
今回は新ルールで出場者は極度の緊張を
強いられています。
どのような結果になるか、楽しみですね。