フジテレビがあの人気ドラマ「ルパンの娘」の2ndシーズンを放送しています。
前作にはいなかった新キャラクター・北条美雲を橋本環奈が演じていますが、一部SNSなどでは不満の声が上がっています。
すでに人気がある作品に新しいキャラクターが登場するとどうしても不満の声は避けられませんよね。
あの橋本環奈ですら不満ならばもう何をしてもダメなのでしょうね。
橋本環奈の京都弁が下手くそどす?
橋本環奈が演じる北条美雲は京都弁を喋ります。
ドラマで役者が方言を喋ると必ず「こんな喋り方しない」「訛りがわざとらしい」と言いだす人がいますよね。
これ、本当に間違っているかどうかは関係なく違和感を覚えてしまうものなのです。
というのも、芸能人はそれまでに他の作品やバラエティ番組などでイメージが作り上げられているため、方言を使うことで自分の作り上げたイメージとの乖離が起きて違和感が出てしまうのです。
そのため「わざとらしい」と感じてしまい、それが脳内で「方言が下手くそ」と変換されてしまうのです。
橋本環奈の京都弁を否定する権利があるのは京都にお住まいのネイティブな方だけのはずです。
ですがなぜか「京都に住んだことないけど本物はこんなにどすどす言わない」と訳知り顔で否定している人は多いです。
方言は慣れます。
最初はどうしても自分の脳内イメージとの違いが気になりますが3話も視聴すれば気にならなくなります。
北条美雲はドラマのイメージにあわない?
ネットでは「橋本環奈の役は必要なのか?」と疑問を口にしている人もいます。
これも方言の話と同様、「自分の中で完成されたイメージ」との乖離によって起きる違和感です。
残念なことに(?)、橋本環奈が演じる北条美雲は「原作に存在するキャラクター」です。
もし「ルパンの娘にこんな役はいらない」と言うのであれば、原作ごと否定していることになります。
「原作を否定する視聴者」はかなり恥ずかしいですよね。
それでもとにかく嫌
「自分の脳内イメージだろうとなんだろうと、とにかく肌に合わない!」という人もいるでしょう。
そういう方は視聴を辞めましょう。
誰も強制していません。
前作が面白かったから楽しみにしていたとは思いますが、今作が引き続きあなたの肌に合う保証はありません。
無理して見続けても疲れるだけです。
嫌なら見るな?
私は「嫌なら見るな」と強制するつもりもありません。
ただ「イライラするくらいなら見ない方がいいのでは?」と思うだけです。
個人的には「不満のはけ口」としてツッコミながら見るのはアリだとは思います。
ただ、ドラマのフィクションと演じている役者を分けて考える必要はあると感じます。
2020年はSNSによる「言葉のナイフ」が猛威を振るった年でした。
役者への誹謗中傷なのか、ドラマへのツッコミなのか、一度考えてみましょう。
最後に
「ルパンの娘」2ndシーズンに登場した北条美雲。
人気シリーズの新キャラクターということもあり、一部で風当たりの強いスタートとなっています。
ただ、原作に登場するキャラクターなので「不要な役」ではありませんし、方言もそのうち慣れます。
たしかに私の知人の京都人もあんなにどすどす言いませんが、そのあたりは「京都弁ではなくよく似た異世界の何か」と考えましょう。
「ルパンの娘」の世界観に方言の正確性を求めても仕方がありません。
いきなり歌いだすイケメンがいる世界です。
どすどす言う美少女がいてもいいじゃありませんか。