一部で人気のドラマ「ルパンの娘」の第6話では、アニメや映画が大人気の「鬼滅の刃」のパロディとして「Lの呼吸」が登場しました。
ある一部の方々からこの「Lの呼吸」への批判が集まっています。
どうやら原因は子役のようで...
杏を演じている子役が不人気
2020年版の「ルパンの娘」では主人公の華(演:深田恭子)に娘ができました。
その子の名前は杏(あん)です。
今回の鬼滅の刃パロディ「Lの呼吸」をした子です。
実はこの杏は2020年版になって初めて登場した新キャラクターで、前作のファンには異分子扱いされていました。
そのため、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とばかりに杏のやることなすこと全て否定している過激派がいます。
パクリなのかパロディなのか
「Lの呼吸」を含め、パロディはアンチからパクリ認定されることが多いですよね。
ですが冗談でやっていることがわかる場合、パクリではなくパロディと言っていいと思います。
パロディとパクリには明確な基準は存在しません。
ただ、少なくとも「ルパンの娘」での「Lの呼吸」は明らかにパロディです。
これまでも「ルパンの娘」にはたくさんのパロディが登場してきました。
むしろパロディだらけだったと言っていいでしょう。
パロディが嫌いな人はルパンの娘をここまで視聴し続けてはいないはずです。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
結局、今回ネットの一部で荒れているのは「杏がやったから」という側面が強いと言えます。
特にパロディを含めた「お笑い」は見る側の気分に左右されるため、「好きなイケメンのダジャレは笑えても嫌いな上司のダジャレは不快」ということはよくあります。
今回ももし杏ではなく、たとえばカズくんがやったら好評だったことでしょう。
イライラするなら視聴をやめよう
今回の「Lの呼吸」を含め、2020年版の新キャラクターである杏と北条三雲について、ツッコミというレベルではなく本気でイライラした口調でネットに書き込んでいる人が一定数います。
ツッコミながら笑えているのならいいのですが、もし不快になってしまっているのなら視聴をやめましょう。
ドラマはあくまであなたの生活のオマケであるべきです。
そのオマケに心を乱され不快になってはなりません。
もちろんホラー映画などと同様に最終的に楽しめているのならいいと思います。
ですがイライラした挙句ネットに罵詈雑言を書き込んでしまうのは正常な状態ではありません。
2020年はそういった心ない書き込みで多くの芸能人が傷つきました。
2019年には菅田将暉が演じたブッキーが「悪意にまみれたナイフで汚れなき弱者を傷つけないように」と訴え続けていました。
今回の「ルパンの娘」では、杏を演じているのは子役です。
大人でも傷つくような言葉を子役に投げかけるのは正しい行為でしょうか。
最後に
2020年版「ルパンの娘」第6話で杏の「Lの呼吸」が一部で炎上しています。
「パクリだ」と言っている人までいますが、どう考えても「パロディ」です。
「ルパンの娘」はパロディだらけのドラマです。
「Lの呼吸」だけをパクリ認定することに違和感を覚えてください。
イライラするのであれば、視聴を辞めるという選択をすることができます。
「ルパンの娘」を見ないでもあなたの明日は変わりません。
コメディドラマを見て笑えないのなら見ない方がいいです。
お風呂に入ってから美味しいものを食べてゆっくり眠ってください。