2020年版「ルパンの娘」に登場している北条美雲(演:橋本環奈)。
奇怪な京都弁を使う元探偵の刑事で、Lの一族を追っています。
が、その原因の大半は逆恨みであることが発覚しました。
ただでさえ「人気作品の追加キャラクター」「すでに完成している華・カズの恋路を邪魔するキャラクター」というマイナス要素があるのにさらに逆恨みで自分勝手な行動をしていることで嫌われてしまっています。
なおあくまでドラマ版「ルパンの娘」の北条美雲という登場人物が嫌われているだけであり、演じている橋本環奈について言及しているわけではありません。
ネットでは一部の方が北条美雲のことをハシカン(橋本環奈)と呼んでおり、演者とキャラクターの区別がついていないような誹謗中傷をしているケースがありますね。
演者とキャラクターは明確に区別すべきです。
目次
北条美雲、Lの一族を追うのは逆恨み?
第6話で北条美雲は祖父の捜査記録を「Lの一族が放火してでも消し去りたいもの」と口にしています。
ですが放火はLの一族の仕業であるとはわかっていません。
現時点で明かされているのは「祖父がLの一族の生存を確信した」というところまでです。
本当にLの一族が放火した可能性はあるのか
事件当時、華の祖父(三雲巌)が京都にいました。
そのため祖父が放火した可能性はゼロではありません。
ですがそもそも「Lの一族」は2019年版を含めて、盗みに入る際に相手が悪者であったとしても直接手を下していません。
放火するくらいだったら盗み出すでしょう。
探偵としての名声が堕ちたのはLの一族とは無関係
北条美雲がLの一族を恨む理由の一つに「北条家が落ちぶれて極貧生活を強いられている」というものがあります。
たしかに探偵としての「北条家」の名声が地に落ちたのは「Lの一族を捕まえられなかったこと」に起因しますが、トドメになったのは「悪人から依頼を受けていた」という事実であり、依頼人の善悪を見極められなかったのはLの一族とは無関係に探偵として問題があります。
極貧生活も完全にLの一族とは無関係
美雲の祖父が亡くなった後、東京に出てきてからは安アパートで貧乏生活をしています。
その原因は美雲の母が悪徳宗教団体にハマったからでした。
これにより多額の借金を背負い、今でも給料の大半を借金返済のために実家に送っているとのことです。
母親が悪徳宗教団体にハマったということ自体には同情の余地はあるものの、Lの一族との因果関係はほとんどありません。
「Lの一族に名声を堕とされた結果母が壊れた」というのであれば、もはや「風が吹けば桶屋が儲かる」レベルの話になってきます。
自分勝手な北条美雲、短刀を持ち出してしまう
第6話では華と美雲が直接対峙しました。
そこで美雲は祖父から受け継いだ短刀を華に向けています。
演じている橋本環奈が小さいので相対的に大きく見えているだけかもしれませんが、刃渡りは20cm近くありそうでした。
あれを持ち歩いていたら警察官に職務質問をされそうです。
もしかしたら、北条美雲の「〇〇どす」という京都弁と短刀を意味する「ドス」をひっかけたダジャレがしたかっただけなのかもしれませんが。
最後に
2020年版「ルパンの娘」に登場している北条美雲。
Lの一族を追いかけている理由の最大のポイントである「祖父の仇」については第6話時点では不明ですが、これまで悪人すら気絶で済ませてきたLの一族が放火するとは考えにくいです。
北条美雲は「Lの一族がやった」と確信しているようですが、その根拠は「祖父がLの一族の生存を確信した直後だったから」の一点張りで、根拠がないと言っているようなものです。
北条家の名声が堕ちたのも半分は自業自得ですし、借金・極貧生活については母親の自業自得です。
これまでの北条美雲はカズくんに対する態度なども自分勝手で根拠のない都合の良い解釈を連発してきました。
だいぶ迷惑なキャラクターですね。
最後にもう一度確認しておきますが、当記事は「北条美雲がクレイジー」という話をしているだけであり、橋本環奈への批判をしているわけではありません。
演者とキャラクターは別です。
現実とドラマは別です。