フジテレビドラマ「仮面同窓会」の
第4話では常にパニック状態になっていた
ウザいカズが亡くなりました。
直前には洋輔と言い争いになっています。
洋輔はカズに歩道橋から落とされそうに
なっているタイミングで意識を失い、
気が付いたときには自宅のベッドに
いました。
洋輔の「もう一つの人格」がやったので
しょうか。
原作では違います。
ネタバレしますのでご覧ください。
なお、原作とドラマではここまでの
演出が大きく違うため結末も異なる
可能性があります。
カズを殺したのは誰?
直接の場面はないものの、素直に見れば
ようすけで確定ですよね。
これまでも亡くなった兄を思い出す
ようなシーンでは突如性格が豹変し
その間の意識がなくなるという演出が
ありましたので今回も豹変していた
可能性が高いです。
原作では
ここからは原作小説の衝撃的なネタバレが
含まれます。
ドラマでは違う可能性がありますが
ネタバレを見たくない方はここで
お帰りください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
原作ではカズをやったのはミサトです。
樫村先生から続くこの一連の事件は
ミサトを含めた日比野真理の関係者に
よる復讐が原因です。
カズに直接手を下したのはミサトです。
ようすけは二重人格?
原作ではようすけは二重人格を思わせる
行動が控えめになっています。
「兄の声」が聞こえるのは自室の中
だけですし、犯行が起きているのは
ようすけが自室で眠っているとき
だけです。
外で意識を失って気が付いたら場所を
移動していたという演出はなく、
「兄の声」も脳内の他人格ではなく
実在する「もう一人の兄」の声です。
ドラマではやっぱりようすけは二重人格?
ドラマでは二重人格っぽい演出が
より派手になっていますよね。
職場で突然上司にキレたことを覚えて
いなかったり、今回もカズに追い詰め
られた瞬間から自宅のベッドで目を
覚ますまでの記憶がありません。
さらに「兄の声」が外でも聞こえて
います。
ドラマでも「衝撃のラスト」が予告
されているのでこのまま二重人格が
犯人ということはなさそうですが
どうやって説明するのでしょうか。
ようすけの風呂場・洗面台の血 ネタバレ
原作ではあの血はミサトが作ったもの
です。
ミサトは警察に疑われた場合に洋輔に
罪をかぶせるため、犯行直後に洋輔の
所へ行っています。
しかも洗面台の血を根拠に洋輔が犯人
だと疑うふりをして一緒にアリバイを
作ってあげています。
実際には恩人のふりをして自分のアリバイを
作っているのです。
原作では洗面台の血を洗う際、汗を
かいたという理由で自分の着ていた
服を洗濯機にかけています。
同時にようすけが犯行時間に着ていた
服も一緒に洗っています。
原作でも明言されていませんが、これは
返り血をようすけの服にわけたのだと
思われます。
なお、アリバイ工作が終わった後
ミサトは濡れたままの自分の上着を
乾かさずに持ち帰っています。
ドラマ版はどうなるのでしょうね。
ミサトが風呂場に入ってから叫び声を
あげるまでのタイムラグがほとんど
ないため血を撒く時間がなかったように
見えますし、その前に目を覚ました
ようすけの指には血らしきものが
ついていました。
さらに言えば外で意識を失ったあと
部屋で目を覚ましています。
ドラマ版ではようすけはやっぱり二重人格
なのでしょうか。
最後に
フジテレビ「仮面同窓会」の第4話では
カズが何者かに殺されました。
直前までようすけがカズに襲われていた
ので犯人はようすけっぽいですよね。
犯行時刻にようすけの記憶がなく、
目が覚めたときには自宅に戻っていた
という点も怪しいです。
原作ではこのようすけの二重人格は
ミスリードで、実際には他の人格がやった
と思われる行動は別人によるものです。
カズをやったのは原作ではミサトであり
ようすけのためにアリバイ工作を手伝う
フリをして自分のアリバイを作った上、
さりげなくようすけの服にカズの血を
つけたりしています。
ドラマでは部屋で目を覚ましたようすけの
指に血がついていたり、外で意識が
途切れて部屋で目を覚ますなど二重人格
でないと説明が難しい演出が多いです。
原作とは違う結末になるのかもしれませんね。