当記事はフジテレビ版「犬神家の一族」の
登場人物およびストーリーについて
記述したものです。
現実の人物・団体・事件とは一切関係が
ありません。
今回紹介するのはスケキヨの母・松子が
習っている琴の師匠である宮川香琴です。
原作では眼や額など怪我だらけのひどい
外見の人物です。
実は香琴は犬神家と関係のある重要人物の
一人ですが身分を隠しています。
「犬神家の一族」はすでにたくさんの映画や
ドラマ、マンガなどになっていますが
当記事では横溝正史の原作小説を基に
記述しています。
フジテレビドラマにオリジナル要素が
あった場合やや設定が異なる可能性が
あることをご理解ください。
宮川香琴役の女優は誰？
演じるのは梶芽衣子です。
原作では宮川香琴は松子よりも若い
という設定ですが本ドラマでは
松子役を黒木瞳が演じるため20歳近く
年上ということになります。
梶芽衣子は「女囚さそり」で主人公
松島ナミを演じたことで大ブレイク
しています。
プロフィール
名前：梶芽衣子（かじめいこ）
本名：太田雅子（おおたまさこ）
生年月日：1947年3月24日（71歳）
出身地：東京都千代田区
事務所：オフィスカネダ
宮川香琴の重大な秘密とは
宮川香琴はドラマ序盤からたびたび名前が
出てきている青沼菊乃です。
青沼菊乃は犬神佐兵衛が愛した製糸工場の
女工です。
青沼菊乃は松子、竹子、梅子の３人から
とても疎まれていたため犬神家から
逃れるように名前を変えて生きていました。
ではなぜ松子の琴の師匠に？
過去の恨みがあって何かをたくらんで
近づいてきたのでしょうか。
劇中でもそのように疑われていますが
実際にはもともと松子に琴を教えていた
古谷焦雨師匠が倒れたため代稽古に
指名されただけです。
宮川香琴は教え子の中に松子がいることを
知りなんとか断ろうとしますが当時は
上下関係が厳しい時代だったこともあり
断りきれなかったようです。
犬神家と関係を絶ってから30年経っている
こともあり、名前も変え顔も変わって
いたため渋々やってきたところ、松子も
気付かなかったためそのまま琴の師匠と
して犬神家に出入りするようになりました。
最後に
フジテレビ版犬神家の一族で宮川香琴を
演じるのは梶芽衣子です。
宮川香琴は実は犬神佐兵衛が最後に
愛した女性である青沼菊乃です。
つまり松子・竹子・梅子に凄惨な
イジメを受けて逃げ出した菊乃は
こっそりと犬神家に顔を出して
いたことになります。
とはいっても過去の恨みをはらしたい
わけではないようで複雑な事情が
からんでいたようですね。
寵愛を受けていた犬神佐兵衛の葬式にも
出席できたことは不幸な菊乃にとって
数少ない幸いな出来事だったことでしょう。