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ウガンダに生息する古代ナイルの王と呼ばれた動物は温厚そうなのんびりやさんカバ?それとも我等が主、猫?

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こんにちは、猫の下僕です。

 

私にとっての神は、猫です。

 

「こちらの言うことに耳を傾けて

くれない」

「無慈悲に私の住処が蹂躙される

ことがある」

「毎日供物を捧げる必要がある」

 

この3点の理由により、わが主(猫)が

神であることは疑いようのない事実

です。

 

 

世界ふしぎ発見では、ウガンダが

特集されます。

 

ウガンダは、東アフリカに存在する

国で、国土の1/4近くを占める湖、

ヴィクトリア湖から流れるナイル川は

あの古代ナイル文明のゆかりのある

場所です。

 

さて、その古代ナイルの王と呼ばれ

た動物とは、いったい何でしょうか?

 

調べてみたところ、いくつかの

動物が神として崇められていま

したので、併せて確認していき

たいと思います。

 

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関連:ウガンダの湖が黄色く濁る理由とは?

 

エジプトの神

 

古代ナイル文明は、エジプト文明と

いう呼び方が有名ですね。

 

エジプトの神といえば、頭部分が動物

の生き物が存在します。

 

そう、猫です。

 

やはり猫は神であることは間違いようの

ない事実。

 

※猫好きにとっては周知の事実です。

 

信仰の対象として、猫の顔をした

銅像のようなものを見たことがある

人は多いはずです。

 

イメージで言えば、ジブリ映画の

猫の恩返しや耳をすませばに登場

していた、バロン伯爵のようないで

たちです。

 

ただ、「猫は神」です。

 

「古代ナイルの王」と呼ばれていた

というとちょっと違いますね。

 

 

古代エジプトでは、猫を傷つけると重罪だった

 

現代の猫好きの間でも、猫を傷つける

人間は蔑視の対象ですが、古代エジプト

では、上述の通り神の化身として考え

られていたため、極刑に処せられます。

 

しかも、現代のような整備された法で

はなく、古代のものなのでその方法は

非常に残酷なものだったのだとか。

 

それだけ猫に対する愛が強かったので

しょうね。

 

古代エジプト人とは同じ猫を信仰する

者として仲良くなれそうな気がします。

 

 

王と同じ扱いをされていた動物・アピス

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古代エジプトで信仰されていた牛で、

エジプト神話の創造神・プタハ神の

化身とされていました。

 

名前をアピスと言います。

 

体の模様に29の特徴があり、同じ

特徴を持った牛が見つかると、

新たなアピスとして奉られ、それ

までのアピスはナイル川に沈めて

鎮魂されます。

 

その扱いは王と同等で、大量の

雌牛を囲ったハーレムが作られ、

アピスの誕生日には盛大なパーティ

が催されました。

 

ナイル川へ沈める際にも、丁重に

扱われ、まるで王の埋葬のようで

あったと伝わっています。

 

 

聖なるナイルの王者

 

さて、神として崇められていた

猫や牛のほかに、畏怖と敬意を

持って接していた動物がもう

一種類います。

 

古代エジプトで、「再生」「復活」

などの象徴とされていたカバです。

 

聖なるナイルの王者と呼ばれていた

理由はいくつかありますが、その

ひとつにはサバンナでの強弱の

ランクが非常に高い位置にいること

があげられそうです。

 

動物園でほとんど動かないカバしか

しらない我々は、温厚な生き物の

ように思ってしまいますが、実は

意外に凶暴で、カバによって亡く

なる方は、年間3000人近くにも上る

のだそうです。

 

あの百獣の王・ライオンと対決

しても、カバのほうが勝率が高い

そうですよ。

 

百獣の王の称号はカバが譲り

受けるべきかもしれませんね。

 

 

のんびり屋さんじゃない!

 

日本の動物園のような狭い場所では

動きようがありませんが、野生の

カバは非常に運動能力が高いです。

 

たとえば、走れば時速40km/h

 

車で時速40km/hというとたいした

速さには感じませんが、普通に

走って逃げられるほど遅くは

ありません。

 

カバは体重3トン近くありますので、

軽く小型トラックが突っ込んでくる

ことを想像すればどんな惨状が待っ

ているかがわかるでしょう。

 

野生のカバが水浴びや日向ぼっこで

のんびりしているように見えるから

といって安易に近づくと、大変な

思いをすることになるかもしれませ

んね。

 

 

陸上だけじゃない!

 

カバは、走れるだけでなく、泳ぐ

こともできます

 

なんとこちらの動画では、ボート

を追いかけてくるカバの姿を見る

ことができます。

 

1分10秒前後からです。

 

 

 

ボートの速度にほとんど遅れずに

平泳ぎでもしているかのように

ときおり水面に顔を出しながら

向かってきていますね。

 

ちょっとかわいいです。

 

 

ウガンダのクイーンエリザベス国立公園

では、ナイル川をボートで下る

ツアーがありますので、運がよけ

れば、実際にボートを追いかけて

くるカバを目撃できるかもしれま

せん。

 

 

聖なるナイルの王者、初代エジプト王を運び去る

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古代のエジプトを統一し初代エジプト王

となったメネス王

 

伝説的な英雄のメネス王の最期は、

「カバに運び去られ」て亡くなって

います。

 

これはつまり、エジプトにとって

最大の英雄であるメネス王が、

カバに運び去られることが国民に

納得のいく最期だったことを表して

います。

 

意外に運動神経がよく、ライオンで

すら敵わないカバを聖なるナイルの王者

として考えていたのであれば、英雄

であるメネス王がカバに連れさら

れるのは、むしろ感動的とも言える

最期なのかもしれないですね。

 

 

ウガンダにカバはいるの?

 

います。

 

実は、野生動物としてのカバは

アフリカにしか生息していません

 

その中でも、ウガンダのサバンナは

生息数が多く、ツアーでは水辺など

様々な場所で目的できます。

 

関連:野生動物と触れ合えるクイーンエリザベス国立公園

 

最後に

 

ウガンダに生息する古代エジプトで

ナイルの王とされていたのは、カバ

です

 

ライオンにも勝てるほどの強さを

持ち、古代エジプトの初代王である

メネス王が亡くなる原因でもある

カバ。

 

畏怖の念で見られても不思議では

ありませんね。

 

これからは動物園のカバも違った

目で見ることができそうですね。

 

 

 

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