こんにちは。
猫の下僕です。
我が主(猫)は、もち巾着で大やけどをしたことがあります。
夏目漱石の「我輩は猫である」に出てきたあの猫と同じ、熱々のもちが口に張り付いて大変なことになりました。
それ以来、油揚げを見ると部屋の隅まで逃げていきます。
今年はとにかく野菜が高い時期が続きますね。
11月には安くなるという農林水産省の見立ては脆くも崩れ去り、11月半ばを過ぎても白菜が1/2カット400円オーバーという価格で手が出せません。
場所によっては、そもそも白菜を入荷できていないスーパーもあるんだとか。
それでも、冬将軍も到来したこの寒さの中、体の芯から暖まれるおなべが食べたくなりますよね。
なんとかして食べる方法はないのか。
調べてみましたので、ご覧ください。
目次
白菜の代わりになる裏技はあるか
白菜を別のもので置き換えることができれば、他の具材はなんとかなる価格です。
用途によって、二つの野菜が候補に挙がりました。
キャベツ
白菜より硬いため、時間がかかりますが、ゆっくり煮ればやわらかくトロトロになり、おいしくなります。
味の濃い、味噌なべやキムチなべなどに適しているようです。
また、変わりなべとして話題になりつつある「クリーム鍋」にも意外に合うのだとか。
ラーメンにはよく入れますよね。
なので、少なくともしょうゆ・しお・みそあたりの鍋にはOKと考えてよさそうです。
レタス
こちらは薄味系の、水炊きなどによいとのこと。
シャキシャキして、むしろ白菜より好きという人までいるそうです。
この代替野菜には問題が
普段からスーパーに行く主婦の方ならお気づきかと思いますが、キャベツもレタスも葉物野菜なので、高いです。
キャベツは1玉300円と、通常の2倍から3倍近くしますし、レタスも鍋に使う量を考えたら白菜とそれほど値段が変わらないでしょう。
葉物野菜を鍋に入れるのであれば、白菜を含めたこの3種で、特売などを狙う、というのがオーソドックスな戦略となるのではないでしょうか。
無茶すぎる裏技
ティッシュ。
貧乏学生が、ティッシュを食べて飢えをしのぐというのは、今はあまり聞かないかもしれませんね。
ちなみに、ティッシュの中で最高に美味しいのは「鼻セレブ」だとか。
やわらかく、ほんのり甘いのでそのままでも食べられると豪語する男性もいました。
美味しいか美味しくないかでいえば、間違いなく美味しくありません。
白菜を買うお金が惜しいからと、無茶なことをした結果、白菜以外のすべての材料を捨てることになりかねません。
この裏技はおすすめできません。
鍋の代わりにすき焼きはどうだろう
関西の方は驚くかもしれませんが、すき焼きに白菜はなくても大丈夫です。
個人的には、白菜はあったほうがいいのですが、本来は必須ではないとのこと。
ちゃんとした料理店でのすき焼きには白菜は入っていませんし、「白菜から出る水分で味が薄くなるのがイヤ」と、白菜を入れることに拒否反応を示す人までいます。
元々白菜を入れない鍋であるすき焼きであれば、葉物野菜の高騰を気にせず食べられますね!
おでんの具は総じて値段が戻りつつある
おでんの具は何が好きですか?
たまご、ちくわ、はんぺん、だいこん、もち巾着などなど。
どうでしょう。
だいこんは各地で入荷量が増えており、値段もだいぶ落ち着いています。
練り物などは野菜高騰とは無関係ですし、たまごも問題ありません。
暖かい料理として、冬の食卓に乗せるなら、鍋の代わりにおでんがいいかもしれませんね!
まとめ
・白菜の代わりにキャベツ・レタスでも美味しい
・キャベツは濃い味、レタスは薄味の鍋に
・すき焼きは白菜なしが正しい料理
・おでんなら葉物野菜の値段に左右されず暖まれる
いかがでしょうか。
葉物野菜は12月には安定するという予想がありますが、実際にはその見通しはちょっと甘いかもしれません。
白菜を鍋に入れられるのは、まだ先かもしれませんので、すき焼きやおでんなど、白菜を使わない料理で体を温めましょう!